蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

おぉパキスタン・・いくつかのホテル

2008年07月15日 | 海外旅日記
パキスタン北辺地域の旅は13名のツアー。
イスラマバード在住の友人夫妻と旅行社Cox&Kingsでアレンジして頂いた安心安全満足の旅。
この旅行社の総括マネージャーは、大阪府出身の白井さんという方で、滞在中私のあるプロブレムに対し、的確なアドバイスを頂き感謝感謝。
電話口の男性スタッフも、ガイドのアリさん(男性)も大変親切で優秀、そして美しい日本語を話す。社員教育が整っていると実感した。

さて現場に戻ろう
仕事の関係で6名の方は、25日までご一緒したあと、飛行機でイスラマバードに、ラホールに、カラチにと帰られた。
残留組はさらに2泊3日を、フンザ地方から東南のスカルドゥ・シガルへ旅を進めるる。
スカルドゥはK2登頂の基地となる町で、基地といってもここから車で7~8時間の奥地だそうだ。メンバーの一人が、友人に「K2が見える所まで行く」と伝えてしまったと、大笑いになった。当然K2を見ることはない。

ホテル紹介は、クンジュラブ峠への前後とフンザ、魅惑のシガルを過ごしたホテルです。

ホテル・Hunza Embassy ラカポシ山の夕日朝日を眺めた標高2400mのホテル。
夕焼け頃と夕食時間が重なるので、写真を撮りたいのに困ったと一丁前に嘆いていたら、広いバルコニーにテーブルセッティングが始まる。やれやれ

アルコールを禁じているイスラム圏でも、中国産ビールを飲めた。
明日は4700mの峠まで6時間のミニバス移動。ぐっすり眠っておきたい。
 おそらく日本ではもう見られないプルタブ
350mlの缶ビールが600ルピーつまり約1000円だ。ぜいたく品である。
おかげでぐっすり眠れたので、翌朝6時には万全の体制で出発できた。

ここカリマバードはなかなか賑やかで、旅行社やインターネット・カフェ、村で製作されたカーペットや刺繍製品が販売されている。
2泊後はさらにジープで移動の、標高2800mデュイカル地区
ホテルEagle's Nest
別棟の新館は我々だけのようで、石をたくみに使ったお気に入りのホテルだ。
(槍ケ岳より細く高い)レディ・フィンガーがベッドに転がっても見える端部屋だった。


しかし庭の石組みは荒くて怖い。


圧巻は最後の2泊、400年前の藩王の城砦をホテルに改造したSERENAグループの
ホテルSigar Fort Residence

正面入り口。降り立つなり期待が高まる
 ホテルのパンフから拝借画像 
旅行社が勧めてくれたという。
外観や、天井や梁の木材は当時のものを使い、補強し漆喰壁をぬり、トイレ・洗面・浴室・水栓金具類は最新仕様。私のシングル部屋にはテレビがなかった
  エントランス付近

  中庭から眺めると

シングル・ツインとも間取りはさまざま。もとの形を利用してリフォームしたのだろう。
私の部屋は川側の上の窓。囚われの姫が棲んでいた部屋だったかも?


室内の天井と梁  入り口ドアとクロゼット

パブリックスペースには、古い織物がさりげなく掛けてある


食卓にはシンプルなタイセラドンの食器が並ぶ


夕食のオーダーをする時、調理場スタッフが厨房を案内してくれた
おまけに写真を撮ってと・・・撮られたがりやはアジア共通ですが、ここパキスタンでは女性の撮影は禁物。
観光客なれしているから「見せて!」と、デジカメ機能を知っている

建物だけでなくスタッフもワーカーもあったかい人々。ゆったりと時間が流れた。

翌朝はスカルドゥから飛行機で1時間、イスラマバードへ向うが天候次第では欠航に・・・・
タオルでてるてる坊主を作って祈ったが
昨日の、平原の砂嵐は天候不順の予兆-------やはり大当たり!
元来た道を1泊追加し、TOYOTA Coasterをぶっ飛ばして戻った。

花の時期にもう一度訪れたい

■次回はゆるゆると「おじいさんとこども」 いい顔してるんよ
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