蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ふたりで硫黄岳へ

2009年07月24日 | トレッキング
思い出話

山梨県の友人ともう一度硫黄岳へ登った。
週間天気予報の「曇り時々晴れ」にそれっ!と茅野市桜平登山口(1880m)へむかう。
高速道路は往復ともそれぞれがETC平日通勤割引半額を利用し、茅野市役所駐車場で合流した。

今回は夏沢鉱泉(2000mくらい)~オーレン小屋分岐~夏沢峠(2450m)~硫黄岳(2760m)~赤岩の頭分岐~夏沢鉱泉~桜平コースだ。
いつも私は松本ヒマラヤ友好会から、友人はクラブツーリズムのツアーでと登山をしているが、個人登山は計画通りにゆかない。
予習不足2件
・まず登山口までの到着が遅れあせった。場所がうまく探せず思ったより遠かったのだ。登山開始予定に2時間遅れ
・硫黄岳からの下山は、登ってきた道の反対側から赤岩の頭経由なのに、一たん硫黄岳山荘へ降りたものだから、引き返すのに余分な時間を費やした。

さて気を取り直して前進いや登頂を目指す
しばらくはなだらかに沢伝いを


のどかな樹林帯も


夏沢鉱泉は帰路に入浴予定なので、トイレ休憩のみ
オーレン小屋から夏沢峠をめざす
このあたりまでは比較的のんびりと歩く


夏沢峠到着


風力発電あり


硫黄岳頂上から見おろす爆裂火口を、峠から見上げる


峠から頂上までは急登1時間。ようやく第一ケルンが現れた。間近に見える頂上までが遠い


やれやれ頂上到着。正面に赤岳(右)と横岳(左)


頂上から山荘へ下ると、コマクサが咲いていた


このあと必死で頂上へ戻り、赤岩の頭分岐経由でひたすら歩き、オーレン小屋~夏沢鉱泉へ向う。
オーレン小屋前では地元の中学生の集団登山の団体に囲まれ休憩をする

そして下山予定の3時が4時になるが、鉱泉には入浴した
夏沢鉱泉(ロッジ)には太陽光パネルがある。
ワイルドな浴室で熱い湯に浸かり、疲れが吹き飛んだ


知った花。左:ヨツバシオガマ 右:イチヨウラン(葉が1枚)

知らない花。今も名前が分からない


頂上からの帰路を、通りかかりの登山者に念のため確認したら「八ケ岳で道に迷った人はおりません」と笑われた。

友人はかつて、かの大雪山へ花紀行登山に行ってるので、「花の八ケ岳」には消化不良だったに違いない。
登り3時間(順調)下り3時間(寄り道の往復を含む)は、最後に小雨がパラパラと降ったが無事下山。
再び通勤割引の高速道路利用で帰宅した

準備と予習は大切だ-------
7月14日の山行だったが、16日に北海道大雪山の遭難事故があった。
不安を感じたら撤退する勇気を痛感------
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2 コメント

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充実感 (路進)
2009-07-25 11:39:30
自然の中で楽しませてもらうには、臆病なくらいがちょうどいいのでしょうね。あまり行かないけれど、山もいいですね。
返信する
甲乙つけがたし (蔵くら)
2009-07-25 15:16:39
それこそ「そこに山があるから」のやっつけレジャーです。
海も山も本格的に楽しむには、結構装備にお金がかかりますが、命を守る装備は大切ですね。
返信する

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