星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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お花見散歩と 野間記念館

2017-04-03 | アートにまつわるあれこれ
お花見 行かれましたか…?

温かく晴れた日曜日、、 野間記念館の「横山大観と木村武山」展に出掛けました。



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でもその前に、、 まずは散策。

江戸川橋から 神田川沿いの桜の道を通って、、 椿山荘方面へ、、



桜、、 ほぼ満開になりました。
この場所の花の遊歩道を歩くのは初めてでしたが、 川べりに立ち並ぶ淡いピンクのたくさんの桜を見て、 また今年もこの桜の風景に出会えたことを感謝したくなりました。 一年ぶじに生きて、 桜のもとを歩けること、、

自分の心臓ではないような、、そんな危うい胸の鼓動にびくびくしながら、 まだくっついていない胸骨を守りながら、 そうっと小一時間もかけてゆっくりゆっくり歩いて桜を見に行ったあの日から、、 一年経つごとに桜を見上げる思いは年々特別なものになっていきます。 おそらく、いろんな方にとって、命の糸を紡いでまた一年を過ごして見上げる桜は、 そういう風に特別なものになっていくのでしょう。。

まだ午前10時台だったので 人通りはそれほどではありませんでしたが、 すでにお酒の壜を並べて準備を始めている方々… どのお顔も幸せそうです。

椿山荘の冠木門から庭園に入って、、(私、東京生活二十数年にして初めてこちらへ入りました) 美しいお庭を愛でつつ、、 池に お花に 三重塔に、、







滝のトンネルもありました。。

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そして椿山荘の正面玄関となりには、、 今日お目当てのカフェ「oto no ha Cafe」が。

店内はモーニングセットを楽しむ方ですでに満席でしたが、 私たちは11時からのランチタイムを待って、、。


有機野菜がたっぷりの、 とってもとってもヘルシーかつヴォリュームある 大満足のランチをいただきました。。

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そして お隣の「野間記念館」へ。。
この、 江戸川橋~椿山荘~oto no ha cafe~野間記念館 のコース、、 素敵なお花見散策コース! お薦めですよ。 野間記念館のお庭にも素晴らしい 枝垂れ桜があるんですよ。 あまり知られていないのか写真を撮りに来る方も少なくて、、でも ほんと数メートルもある見事な枝垂桜なんです、ぜひ。。



作品展のほうは、 今回は 木村武山さんの精緻な仏画、、まるで ギュスターヴ・モローの描いた精密な衣装の胸飾りを思わせるような、、 観音さまのお衣装の飾りがとてもとても細かくて、、

それで武山さんの色使いはとても独特で、 日本画には珍しいようなパステルの黄緑とかパステルの水色、橙色、、。 12ヶ月それぞれを題材にした色紙には、 これまた精緻な花や雀やツバメの姿とともに、、 繊細な蜘蛛の巣とクモ、とか、、 スイッチョンとか、、

お花の絵の茎や枝に、、それはそれは細く繊細な松葉が、、(松葉って二本のVの字になっていますよね)、、それが引っ掛かっているのを描かれるのが好きみたいで、、 あちらの画にも、 こちらの画にも。。

一方、 横山大観さんは大きな大きな屏風絵の鶴に、、 掛け軸の朦朧体の白鷺に。。 この朦朧体の「白鷺」さんが可愛かったなぁ、、 ふわふわと丸くって、、 真っ白い「キウィ」←鳥の、、 みたいで(笑)

それで、、 鶴の屏風を見て友が、、「鶴の顔がいわさきちひろだ・・・」、、これには笑ってしまいました、、本当にそうなんだもの。。 可愛いんですよ、ちひろの少女のようなお顔をした「鶴」・・・  大観さんのお人柄が出ているような気がしました。。
(もうひとつ、 見逃せないのが 大観さんの落款とサイン、、笑)  どれをみても、、 ちょっとずつ曲っているの・・・笑


美しいお花と、 うつくしい時間をいただいた 楽しいたのしい日曜日、、でした。


さぁ、 新しい一週間を!