これは痛いニュースに書かれてたコメントの中にあったGoogle マップのURLだけど、ただの写真ではなく向きを自由に変えてその地点の様子が分る。一体どういう仕組みになってるんだろうね。
今のところ都市のそのまた限られた場所の街の様子が写真で見れるんだけど、中には顔が分るのもあるらしい。で、どうせやるなら北朝鮮でやって欲しいね。あ、あれは死んだとされた拉致被害者じゃないか、なんてのを期待なんだけど。
ところで商売で大きな儲けを出すには、(1)優れた物を売る、(2)上手い売り方を考える、(3)偽装など違法行為、そして(4)法の不備を突く辺りだと思うのだけど、グーグルマップのストリートビューは(4)のような気がする。名簿売買の商売のようでこんなのアリなのかなって感じなのだ。
神奈川で一人暮らししてた頃、年に2~3回は南アルプスや八ヶ岳に登ってた。一度帰り道に甲府にある山梨県立美術館にミレーの絵を見に立ち寄った。そしたら一般展示もあったんだけど、描いてある山の大半が甲斐駒ヶ岳。甲府からは富士山も大きく見えるのに富士山は殆ど無かった。日本の山と言えば富士山だけど、甲府盆地の人の山って甲斐駒なのかなぁ。
初めて覚えた山は富士山だ。東京府中市に住んでた頃、まだ小学校に上がる前かな、よく南武線の府中本町駅付近に散歩に行った。今は家だらけだけど当時は駅の西側は田んぼと畑しかなかった。ユーミンの歌にあるサントリーのビール工場なんてのも勿論無かった。なので遠くに富士山が見えた。それ以外の山は小さ過ぎて何だか分らない。
その後この佐久に来るまでは富士山が見えるもしくはちょっと行けば見れる所に住んでいた。一人暮らししてる大半の期間、風呂は銭湯だったけどそこにも富士山が描いてあった。佐久に来てちょっと物寂しいと思った事があるけどもしかすると富士山が見えないせいかもしれない。浅間山は富士山と似てるけど見てても富士山を見てる時とは違う。何て言うのかな、他所の人って感じ。
水は場所によって僅かだが味は違う。確かに美味いと感じる水もあるし深い山の湧き水だからといって不味いのもある。でも不思議なことに美味いと思った水も家に持ち帰ると違う味に感じる事も多い。その理由は分らないけど味なんて微妙なもんだ。
湧き水なんてのは山に行けばけっこうある。ただ今時は上流に屎尿垂れ流し宿なんかがあったりするので飲めるかどうかというのがある。15年くらい前に初めて上高地に行った時、一緒に居た人が梓川の綺麗な水を指して 「 これを飲んだら一発で下痢だよ 」 と言っていた。
だから何がしかのお墨付きは欲しいけど名水百選に選ばれたからって遠くから殺到するってのもどうかなぁ。それって誰かが美味いと言ったから美味いと思って飲んでるだけじゃないのか、とケチをつけたくなる。そりゃ美味いと言われると試しに飲んでみたくもなる。でも所詮水だよ。酒やジュースが出て来るわけじゃない。
上の記事、村では大変な事になっているが、単に百選から外して貰えば良い。少なくとも大半の人は二度と来なくなると思うよ。ちなみに自転車で行った時の給水ポイントのような水場。真夏でも冷たい。コップなんかが置いてあるんだけど誰かが飲んでる所はまだ見たことがない、ってそもそもここを走ってる車も殆ど無い。でもナントカ百選なんてなっちゃうと人が殺到するのかな。