この山には人が居ない時期に2度行ってる。生憎山頂には縁が無いけど2度とも落石を数回見た。頭上常に注意、の世界だ。
まず怖いなと思ったのは音も無く一抱えもあるような岩が大きくバウンドしながら物凄いスピードで雪渓を転がって行くことだ。大勢が行列を作って歩いてるような夏だとイザという時に思うように動けないだろうし、そもそも石が近づいてるのも分らないだろう。
そんなわけでこのルートはあまり通りたくない、そんな話を登山評論家のヨメ(*)に言うと、あそこは危ないから通らないのは当たり前とエラそうな返事。
頻繁に死亡事故が起きてるのかと思ったが記事を読むとそうでもないようだ。でも落石や崩落で死亡事故が起きるルートってそんなに多くは無い。やはり避けた方が無難なルートかな。まぁ何というか雪渓の上に岩が転がってるって事はそれが落ちてきたって証拠だ。その岩もやがて転がったりする。
* 山岳会に入ってるだけでここのところ登ってない
隣の木にスズメバチの巣。種類はモンスズメバチのようだ。道端でしかも高さは地面から1m50cmくらいなので放っては置けない。スズメバチの巣だけでなく人間の家も建築中なので工務店に電話する。
1ヶ月ほど前にも巣を作ってたけど、その時は丁度そこにいた大工に言った。数日すると巣が無くなってた。でもその話は工務店は知らなかった。まぁその辺りの連絡がいい加減だから前よりも大きな巣になってるのに誰も気が付かないのだろう。
巣は木のうろの中だから退治は簡単そうだ。近くによってフーッと息をかけると身体を乗り出して来る。羽を震わせてるから怒ってるのかもしれない。黒いカメラを持ってる時は狙われそうなので少し加減する。ちなみに頭は黒いのでそんな気を使っても大差ないかも。
近頃の郵便局のATMでは色々な事が出来るけど口座間の送金ってのをやってみた。試しにオレサマ口座からヨメ口座に送金。ところが 「 出来ないので窓口に行ってちょ 」 のような紙がペロっと出て来た。どういう事かと尋ねると、早い話昔作った口座だからってことのようだ。
今時の総合口座にすれば良いんだけど本人でないとその変更が出来ない。そこで委任状なんだけど、この通り書けば良いですと下書きを書いてくれた。こういうのっていざ家で書こうとしても疑問が浮かぶものなので何と親切な局員かと感心。でもヨメはそれを見ながら書いてたのにオレサマの名前を書くべき場所に自分の名前を書くというオマヌケぶりは相変わらずだ。
翌日、委任状と通帳などを窓口に出して手続きが出来た。そして送金テストも無事終了。今時のATMの気持ちを理解しておくにはたまにこういう新しい機能を使っておかないといけないのだ。ところでまだ死んだ親父の公共料金の請求書がやって来る。何と今時のATMにはそういう請求書を入れる口があったのだ。写真の黄色い矢印のところ。よく使ってたのにそんなのがあるなんて全く気が付かなかった。