

NHKより
NHKより
大勢の若い人が亡くなってしまい残念だ。だけど今回も「ちゃんとやっててもこんな事があるんだなぁ、気をつけなきゃ」という教訓は無さそう。先ず感じるのは悪天だろうが何だろうが折角来たんだから何かやらなきゃって事。同じ場所に大勢居たからビーコンがあればニュースにならなかったかもしれない。
ビーコンは雪崩で埋まっちゃった時、埋まった人を探す無線機だ。俺はニュージーランドでヘリスキーした時に初めて使った。前日にビーコンと講習内容を書いた冊子を貰った。そんな話は初耳だったけど兎に角前の晩に読んで予習した。というより和訳。そしてヘリで山まで行って滑る前にビーコン講習を30分だか1時間。もう30年も前の話。
ヨメが入ってる山の会では雪崩が起きる可能性がある所ではビーコンを持ってけと言ってる。まだ一部だろうけどそれを用意出来ないようでは雪山に行くなという雰囲気になりつつあるようだ。
前回は丸太を手で抱えて河川敷から道まで持ち上げた。今回は木の直径が35cmと太いので手で持つには小さくしないといけない。同じ切り刻むなら車に積み込む場所でやりたい。そこの方が足場は良いし邪魔な木などが無いので安全。そこで重たい丸太をチルホールという手動ウインチで引き揚げることにした。
ワイヤーの長さは10mなので1度で引き揚げるにはちと短い。なので2回に分けてやる。1回目は(A)の杭を支点にし、踊り場まで上がったら(B)の支点に変えて引っ張るというもの。量ってはいないけど丸太は片方を持ち上げるのがやっとだから重さは俺の体重以上ありそう。
(A)と(B)はウインチの支点となる杭
(B)地点
道まで上げたところ
所要時間は1回で15分ほど。それを2時間少々の間に7回やったけどヘロヘロ。レバーを1往復するとワイヤーが3.5cm動くというかそれしか動かないというか。1回引き揚げるのに大体400往復くらいレバーを動かしてるって計算だ。
この日引き揚げた丸太
丸太を引っ張ってたら近所の人が捨てた桃の枝が沢山出て来た。これが余計な抵抗となった。今度はこういうのを貰うようにするかな。勿論その時は向こうから持ってきてもらう。
この日引き揚げた丸太
ようやく咲き出した梅が疲れを癒やす、ということはないな。