フライパンのせいでも五徳のせいでもなかった

　ガスレンジに空の鍋やフライパンを載せると取っ手の方に傾いてしまう。少々傾くだけなら良いけど不安定で落としたこともある。それを初めて意識したのが中華鍋を買い替えた時だ。使えないこともなかったけど取っ手の付け根が錆て穴が開いたので買い替えた。中華鍋を五徳に載せると安定しないのだ。それまでのはそんな事はなかったので失敗しちゃったなぁと思った。そのうちに五徳の形のせいかと考えたけどそのまま使っていた。


フライパンが空だと傾いてしまう

　コンロを変えて８年、傾く原因がようやく分かった。センサーが下から押し上げていたのだ。五徳をバーナーの所から外し、その上に載せたらフライパンは全然傾かない。底が丸い中華鍋以外に傾く鍋なんて無かった。


センサーがフライパンを下から押していた

　国民生活センターにもそういう相談があったので世の中そんなもんらしい。一応メーカーに電話してみた。電話して聞くとやはり世の中そんなもんらしい。落とすと危ないのでバネの強さを検討してくれと言って電話を切った。

　センサーは鍋に押されて沈むことで鍋の有無が分かるようになっている。今よりも５ｍｍくらい高い五徳があっても大丈夫そうなんだけどね。他に取っ手を軽くして重心位置を変えるなんてのも考えたけど改造の類は危ないのでボツ。残るは全て両手鍋にする、取っ手が取り外し可能な鍋くらいかな。