love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

利尻・礼文の旅・・・③

2005-06-21 | 旅行記

利尻・礼文へ渡るのは、日本の最北の街・稚内が起点になります。

北緯45度31分。

hokkaido3_095私がこの地に立つのは2度目です。前回は夕暮れ、ちょうど太陽が水平線に沈む時間でした。

9月だったのですが、夕暮れは肌寒く、風もビュービュー吹いて、太陽が沈み、暗くなりかけの宗谷岬は、地の果てにきてしまったかのような雰囲気でした・・・

今回は、まだまだ陽が高く、それに空気も澄んでいたのでしょうか・・遠く「サハリン」の島影が見えました!

それも蜃気楼に浮かぶしまので、ちょっとおもしろい形に膨らんでました~~♪

hokkaido3_114 岬公園には、文化5年、初めて宗谷から樺太へ渡り、樺太が島であることを発見した「間宮林蔵」の像が立っています。

サハリン西岸とロシア本土の海峡は「間宮海峡」と命名され、日本人で唯一、世界地図に名前が名前が刻まれています。

この象は、その「間宮海峡」の方を見つめています~~。

hokkaido3_126

↑・・遠く「サハリン」の島影が・・・

hokkaido3_135 hokkaido3_131

左・・・「氷雪の門」

遠くサハリン(樺太)への望郷の念と、樺太で亡くなった日本人を慰霊するために作られてモニュメントです。

右・・・「9人の乙女の碑」

昭和20年8月20日、旧ソ連軍の侵攻を受けて樺太で最後まで任務を果たし、自ら命を絶った「真岡郵便局」の9人の女性交換手の慰霊碑です。

彼女達の最後の言葉が刻まれています。

hokkaido3_167

→・・最北端の町の駅は「終着駅」。

hokkaido3_170 JR宗谷本線の線路もここで終り・・・ホームに上がって確かめたかったけど、窓口にはこんな札がかかっていました。

「ただいま準備中です。20時30分までお待ち下さい」


利尻・礼文の旅・・・②

2005-06-21 | インポート
神秘の島~~♪

利尻島へは、礼文島からのフェリーで40分で着きました。
稚内や、礼文島へ渡る途中で見た「三角形のなだらかな利尻富士」ではなく、「先端のとがった、ちょっと荒々しい姿の利尻富士」が見える港・鷲泊港が、観光の始まりでしたが、ここでも多くの観光バスが・・・(苦笑)

「利尻富士」を中央に周囲63キロの利尻島は、南北が長いほぼ円形です。
20万年前、現在の島よりも小さい島として存在していたそうです。その後
何十回の噴火を繰り返しながら、今のサイズになったとか。

島の周りをぐる~っと一周できるのですが、その場所、その場所によって見る「利尻富士」は、形を変えて私達の目を楽しませてくれました~~♪

そして、今回はラッキーなことに3日間とも、きれいな「利尻富士」を見ることができました!
晴れていても霞で見えなかったり、雲がかかったりと、せっかく「利尻島」を訪れても「見えなかった~~」と嘆く人が多いと聞きましたので、本当にラッキー~~♪
ゆえに・・・「神秘の島」であるのかもしれませんね。

利尻富士には、まだ雪が残っていて、渓谷のある場所とかがはっきりわかり、とてもきれいでした。
ちなみに・・・
Jリーグのコンサドーレ札幌のスポンサーのお菓子屋さん(笑)の有名な「白い恋人」のパッケージの「利尻富士」は、雪におおわれ、真っ白ですが・・・

この雄大で美しい利尻山からの湧き水・・・30年間を経て湧いているとかで、おいしかったですよ~~。
無料でいただけましたので、ペットボトルに入れて持って帰ってきましたので、明日の朝のコーヒーはこれで入れます~~♪

私の泊まったホテルは、夕日の美しさに定評がある沓形という港の近くでした。
「日の入り」の瞬間を見たいと歩いて5分ほどの展望台へ向かいいましたが、水平線の上に少し雲が出ていて、海に沈む瞬間は見ることができませんでした。
が、その雲にかくれるまでの数分・・・刻々と変わるオレンジ色の空に「きれい~~~」の連発でした。

お部屋の窓からは、正面に大きく「利尻富士」が見えました~~♪

夕食を、ホテルのレストランで頂いているときに、シェフが各テーブルを回ってご挨拶に来てくださったことに感激!
早速、分からなかった食材や、調理法について質問をしてしまった私(苦笑)。
親切に、丁寧に教えてくださいました~~。感謝です!
もちろん、出された品々は、どれもおいしく、全~~部頂いてしまいました。

最近は、なかなかこんな風な対応をしてくださるレストランは少なくなりました。
旅館でお部屋食とかをお願いしたときなど板長さんへのお心づけを置くと、ご挨拶に見えることはありますが・・・(苦笑)

レストランの従業員の方たちやフロントの方、皆さんとても感じがよくて「社員教育が行き届いているな」と感じさせるホテルでした。
「アイランド・イン・リシリ」というホテルです」
ぜひご利用あれ~~♪

旅のすばらしさは、美味しいものを食べたり、美しい景色を見たりすることももちろんなのですが、その地の人たちのおもてなしの心に出会うと、一段と思い出が残りますね。
そういう意味では、一生忘れないであろうホテルでした。
ぜひ、今度は主人と行きたい~~と考えてます(笑)。