「青いジャケット」を着た「愛らしいうさぎ」の物語~~。
そう「ピーターラビット」~~♪
この「うさぎ」を生み出した女性「ビアトリクス・ポター」の半生を描いた映画「ミス・ポター」を観てきました~~♪
この本、現在までに世界中の111ヶ国で出版され、一億部以上の売り上げを誇るロングセラー&ベストセラーなんですね!
100年もの間、多くに人に愛されている「可愛いうさぎ」の本を、このcafeのお仲間の皆さんも、「読んだわ」「子どもに読んで上げたことある」「買って大切にしている」「図書館借りたわ」・・・という方がほとんどでは?
主人公の「ビアトリクス」を演じるのは「レニー・ゼルウィガー」。
彼女の出演した「コールドマウンテン」での演技、さすがアカデミー賞と印象に残っていますが・・・今回はちょと・・老けすぎ???(苦笑)。
以下ネタバレ~~~、
1902年のロンドン。
上流階級に生まれ育った「ビアトリクス」は、持ち込まれる縁談を次々と断り、「可愛い動物達の本」を出版することを夢見ていました。
女性が仕事を持つことなど「考えられない時代」の中で、「小さい頃からの夢」を捨てずに頑張る彼女・・・。
そんな彼女の前に現れた一人の男性がいます。
「ユアン・マクレガー」扮する編集者の「ノーマン・ウォーン」は、彼女の描く「ピーターラビット」とともに「彼女自身」をも愛し始めます。
クリスマスの夜、ノーマンは、ビアトリクスにダンスを教えながら「歌い、プロポーズ」をします~~♪
「イエス」とこたえる彼女~~♪
でも、彼女の両親は「身分の違い」を理由に反対するのです。
ノーマンの姉・ミリー(エミリー・ワトスン)に支えられて生涯を誓い合う二人。
「少しの冷却期間を置くように」という両親の忠告を聞き、湖水地方でひと夏を過ごす彼女を送るため駅に駆けつけた彼。
発車のベルに押されたように、初めての「キス」をする二人・・・すてきな場面でした~~。
が・・・、美しく燃え上がる二人の恋は「突然」に終るのです・・・。
ノーマンが病気でこの世を去る・・・という形で・・・。
傷ついたビアトリクスは、ロンドンを離れ、美しい自然が残る「湖水地方」に移り住むのです。
この豊かな自然が、彼女の悲しみを癒し、可愛い動物達の新しい物語を生み出してくれるのですが・・・。
この自然が、開発業者により破壊されようとしているのを知った彼女は、本の印税で「この自然を守る」ことを決めました。
美しい自然と、そこに暮らす人々を守ることが、彼女の「第二の夢」となったのです。
彼女亡き後の今も、この湖水地方は「ナショナル・トラスト」で大切に守られています。
映画の中に出てくる緑豊かな「湖水地方」の美しい落ち着いた風景。
世界中から、多くの観光客が訪れ「ピーターラビット」の生まれた地。
いつまでもそのままで残りますように・・・。