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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

古いお雛様に、ご対面~~♪

2011-02-22 | インポート
晴れていて真っ青な空を眺めて、暖かそう・・・って思ったのに、北よりの強風が吹いていて寒かった今日!

ウォーキングを兼ねて、町の「小さな資料館」に足を運んでみました。
ちょうど、今の時期は「古いお雛様」が飾られていると知ったからです~~♪

この資料館は、旧家であるT氏の住居を町が借り受け、邸宅内に残されていた調度品や美術工芸品の寄贈を受けて展示してある場所です。

あまり大きな家ではありませんから、お雛様も「段飾り」ではなく、平に並べられているものもありました。
T氏宅のもの以外にも、町の方から寄贈された古い何組かのお雛様もありました。

その中の一つ、「大きな大きな、お内裏様とお雛様」にビックリ!
これに「三人官女」や「五人囃子」「お道具類」が並んだら、8畳や10畳のお部屋では、とてもとても飾りきれないほどと思いました。

それに、この辺ではめずらしい「御殿飾り」といって、お内裏様・お雛様が「御殿」と呼ばれる建物の中に入っているものとかも、へぇっ~~という感じで見ました。

一番興味を轢かれたのは、お雛様といっしょに飾ったものと思われる「御伽噺人形」です~~♪

「牛若丸」「舌きりすずめ」「浦島太郎」・・・
有名なお話の人形たちです~~。

昔、昔・・・おひな祭りの日、
お雛様の前に座った女の子に、「京の五条の橋の上で、笛が上手な牛若丸が・・・」なんてお話を、お母さんがしてあげていたのでしょうか~~~。
そんな光景が目に浮かぶお人形でした~~♪

古いお雛様達にご対面し、それぞれの持つ歴史を想像して楽しんでしまった私でした。

(お雛様は、Blog=loveにUPしました)



民族資料館にて~~♪

2011-02-22 | まち歩き

町の「小さな資料館」に何年ぶりかで足を運びました(苦笑)。

今の季節は「古いお雛様」が飾られているので、それを見たかったのです~~♪

2011_0222003 →これは「明治時代」のお雛様です。

お内裏様とお雛様の一対のみの展示でしたが、すごく大きくてビックリしました! もし「三人官女」や「五人囃子」があったら、かなりの面積をとるとおもいますので、大広間かなんかでないと飾れないと思います(苦笑)。

昔の「商家」にあったものでしょうか・・・。

2011_0222007 ←これは「御殿飾り」といって、お雛様とお内裏様が「御殿」の中に入っているものです。(昭和初期のもの)

地方によってはあるのでしょうが、私の町の周辺ではほとんど見られない飾り方のお雛様です。

→これも「昭和初期」のものだそうです。2011_0222005

この町に住んで「ここは東洋のリビエラ」と、美しい街並みを称えてくださった「三宅克己」画伯は、日本の水彩画の歴史に大きな足跡を残したといわれていますが、その画伯の家からの寄贈品だそうです。

2011_0222010 ←七段飾りの立派な「お雛様」~~♪

とても、昭和初期のものとは思えないほど、美しい状態が保たれています~~♪

今のお雛様と違って、「絹の着物」「お顔の様子」「塗り物のお道具」など、とってもしっとりした「落ち着き」を感じるお人形です。

お雛様を飾る時期になると、「女の子」が欲しかったなぁ・・・と思う私です(笑)。

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今回の展示で一番のお気に入りは~、

←「御伽噺人形」です~~♪→

多分、お雛様といっしょに飾られていたのだと思いますが、とってもめずらしいお人形ですよね~~♪

それぞれのお雛様の持つ「歴史」を想像し、遠い昔に夢をみた私~~。

この「2011_0222002民族資料館」があるのは、「源 頼朝 船出の浜」の史実のある地区にあります。

神奈川・石橋山の合戦に破れ、ここから「房州」にのがれて後、兵を挙げ「鎌倉幕府」を開くのですが、その記念すべき(?)船出の浜~~なんです。

町の名家である方の旧住宅をお借りして、宅内に残されていた貴重2011_0222020な「美術工芸品」や「生活用品」の寄贈を受け展示、また町の重要な産業である「石材業」「漁業」関係の資料等も展示されている、とっても小さくて地味な資料館ですが「ふるさとの歴史」が分かる 興味深い資料館でもあります。