生まれて60年余・・・初めて「裁判所」に足を踏み入れました!
裁判所に行くということは、
何かトラブルがあって調停やお裁きを受ける場合や、関心のある裁判を傍聴する・・・ということでしょうから、ごくごく平凡に暮している「小市民」の私には、まったく縁がありませんでした。
今日、「人権擁護委員の研修会」が裁判所で行われたのです。
平成21年5月にスタートした「裁判員制度」について、裁判所の管理官の方から、講義を受けました。
「裁判員」に選ばれると、
豊富な知識とか、それなりの見識がないと難しいのでは・・・、
判決を決めることへの責任は重大だ・・・、
心理的負担はどうなんだろう・・・、
辞退はできるんだろうか・・・、
こんな風に考えて「気が重い」と考えてしまっている人がまだまだ多いと思います!
私自身も、「選ばれませんように・・・」「選ばれたらいい機会なので挑戦してみたい・・・」と、なんとなく中途半端な気持ちでいました(苦笑)。
が、今日の研修で、いろいろなことがきちんと理解できました~~♪
「私の視点、私の感覚、私の言葉」で、参加すればいいのだと分かりました~~♪
つまり、今まで生きてきた中で培った経験や感覚を生かしつつ、他の裁判員、プロの裁判官といっしょに判断していけばいいということです。
ひとりではなく「仲間」がいるということで、心細さもなくなりますね。
もし、「裁判員に選ばれました」という通知が届いても、仕事のこと、家族のこと、健康のこと・・・etc,
様々な理由で無理だと思う場合は「辞退の申し出」をすれば、裁判官の判断で裁判員を務めなくても良い場合も出てくるようです。
ですから、「どうしよう~」とか恐れる事無く「その時」が来たらそれなりの対処をすればいいのです。
いろいろ分かって、ちょっと、ほっとしました~~(苦笑)。
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photo by
harusan そして、
「裁判の傍聴」という初体験もしてきました!
(↑裁判の始る前の法廷です)
「交通事故」関係の裁判でしたが・・・検察側・弁護側・被告人・裁判官・・・それぞれの言葉のひとつひとつが重く響きました・・・。
判決は来月の上旬のようですが・・・、どんな判決がでるのでしょうか・・・。
とにかく、初めて「裁判所」という場所に足を踏み入れた今日。
私には「心に残る日」になりました。
こんな研修の機会を与えてくださった関係者の方に感謝・感謝です。