
「ひとがた流し」 北村 馨 著
女性の友達って、幼い頃仲良しであっても、成長するに連れていろいろの事情で会えなくなり疎遠になることが多いですよね。
仕事に打ち込みメインキャスターとしての将来を有望視されていた「千波」が、病に冒され「死」を迎える・・・その最後に、愛する人との出会いがあり幸せに神様の元に旅立つ。
離婚して「ライター」になり娘を育てる「牧子」、様々な場面で「千波」に助けられたり助けたり・・・。
同じく離婚しながらも、娘を連れて写真家のステキなご主人と再婚して幸せに暮す「美々」。
この三人の「日常の生活」を書いている部分が多いのに、なぜか時々涙が・・・。
「人が生きていくとき、力になるのは自分が生きていることを切実に願う誰かが、いるかどうか」
亡くなったとき、泣いてくれる人がたくさんいても、生きていることを願ってくれる人が一人でもいてくれれば、それでいい・・・と共感した私・・・。
流れていく人生の中で、いっしょに想い願う時間が重なっている人のいる幸せ~~。
私には、今主人がその人~~。
改めて、主人に感謝の気持ちを持たせてくれた本でした。