日本洋画壇の重鎮、文化勲章受章者である「中川一政画伯」の「油彩」「岩彩」「書」「陶器」等が展示されている美術館が、「私の散歩道の一角にあります~~♪
自然公園の樹林に囲まれた「落ち着いた雰囲気の美術館」は、平成十年に「公共建築100選」を受賞しているステキな建物でもあります。
時々、フラッと入っては、画伯の力強い作品にふれてきますが、「そういえば・・・そろそろ画伯の命日も近い・・・」と思い出し、たまたま「町民無料デー」の土曜日でもあったので(笑)、ウォーキングの途中で寄ってみました。
画伯の絵の特徴は「師を持たず、真似から学ぶ」という姿勢で書かれています。特に「ゴッホ」の絵に似せたタッチが多いようです。
その筆の動きは、まさに「自由奔放」~~♪
創作活動も「自由奔放」で、「油彩」「岩彩(日本画)」「書」「彫刻」「陶芸」「装丁」から「挿絵」まで幅広く、また文章も「思うがまま」という感じの屈託のない楽しいものです。
「紀行文」「随筆」「詩」等にも非凡さが表れています~~♪
私の町にアトリエを構えてから、好んで「箱根・駒ケ岳」や「湯河原・漁港」の風景を、数多く描かれています。
東宮御所には「漁村凱風」と題した絵が献上されています。
「歌会始」の召人に選ばれたこともあるらしい・・・すごい多才!
1991年2月5日・・・97歳11ヶ月で亡くなられました。
今日は、命日も近いということで「絶筆」になる「薔薇」の絵が展示されていました。
美術館のお隣の公園には「画伯のアトリエ」が復元、公開されています。
その公園では「水仙」が満開~~♪ ほのかな香りがステキでした~~♪
まだまだ「寒い冬」だけど、公園の「河津桜」の枝には、こんなに膨らんだ「芽」が~~♪
「春」はすぐそこに来ているんでしょうか~~♪
枯れた芝生の上をスキップしながら「春よ来い~~♪ 早く来い~~♪」と、歌った私~~きゃははは