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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

東欧の旅⑩~~♪

2012-03-05 | 旅行記

ホテルあれこれ~~

今回の旅で利用したホテルは、全部「旅行社のBグレード」でした(笑)。

寝るだけなので「まぁいいか」と、大きな期待はしないで行きました。結果、正解~~きゃははは

まだまだ「観光産業」がスタートしたばかりの国々ですから、ヨーロッパのホテル並とはいきませんが、このくらいならOKという感じの設備でした。 

毎朝、早起きしてホテル周辺を歩いて見ましたが、景色はすばらしい所ばかりでした~~♪

Dsc03464 *「スロヴェニア」Dsc03493・ブレッド」

ブレッDsc03488ド湖まで徒歩2~3Dsc03492分ほどの立地にあるホテル。

朝早くパン屋さんは開いていました~~♪

*「クロアチア・オパティア」

Dsc03624 Dsc03622 クロアチアでも屈指の高級リゾート地のホテルに泊まりました。

古い趣のある建物と、新しい近代的設備を持つ新館とがありました。

私は新館に泊まりました。Dsc03625Dsc03635

ホテルは高台にあり、坂を5分ほど下ると海に出ます。

途中のショーウンドウ。車のナンバーには、必ずクロアチアの国旗が描かれています。

Dsc03631

朝早くの散歩は、冷たい空気ではありましたが気持ちよかったです~~♪

 

*「Dsc03772 クロアチア・トロギール」

超大型のリゾートホテルで、ロビーに足を踏み入れたトタン~~「何Dsc03768~~~?Dsc03771 空港みたい~~」と思ってしまった私(笑)。

で、シーズンオフのために、半分は照明が落とされていて・・・暗い(苦笑)。

*「クロアチア・ドブロヴニク」

Dsc03882

あっ・・・ホテルの外観の写真を写してありませんでした(苦笑)。

ここも大型ホテルで、眺めの良いお部屋でした。

ヨーロッパの古い趣が残るホテルだったのに・・・残念!

*「クロアチア・プリトヴィッツェ」Dsc04018Dsc04012

なぜか、ロビーに「大きな剥製のクマ」が置いてありました(笑)。Dsc04022

Dsc04025 ホテル周辺を散歩してみました。

まだまだ雪が残っていて、息が真っ白になりましたがDsc04029、それほど寒いとは感じませんでした。

このホテルの地下には、大きなスーパーがあって、お土産をたくさん買ってしまいました~~。でも使えるのは「クロアチアクーナ」か「カード」だけ・・・、

ここに来るまでにクロアチアクーナを遣いきっていましたので、どうしよう・・・と思ってフロントで聞きましたら「ユーロからの両替はOK]ということでよかった~~♪

*「スロヴェニア・リュブリヤーナ」

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旧市街地や広場まで徒歩圏内の便利な場所にあって嬉しいです。

Dsc04159→通りには、こんな楽しいバスが走っていました~~♪

   


東欧の旅⑨~~♪

2012-03-05 | 旅行記

スロヴェニアの首都・「リュブリャーナ」は、ルネッサンス・バロック・アールヌーボーの各様式の建築物が調和した小さな芸術の都です。Dsc04125

ハプスブDsc04137ルク家の支配が500年も続き、その元で発展した「可愛い町」を感じました~~♪Dsc04155

リュブリャーナで泊まったホテルは、「プレシェ-レン広場」まで徒歩5分ほどの圏内でしたので、着いてからすぐに散歩に~~♪

広場の名前になっている「プレシャーレン」は、19世紀に活躍したスロDsc04147ヴェニDsc04142アを代表する詩人で、彼が書いた詩「日が昇るところ、争いはこの世から消え、誰も自由な同胞となり・・・」が1991年の独立戦争後に国歌になっています。

「三本橋」~~♪ Dsc04141 

Dsc04140 リュブリャニツァ川にかかる、広場と旧市街地を結ぶ橋で、その名のとおり三本の橋が組み合わさっています。

この橋は中世からなんども改修されていたようですが、1930年代に建築家プレチニクによって歩行者用が二本付け足されて今の姿になっていて、、真ん中の一本が車用、左右が歩行者用になっています。

「竜の橋」~♪Dsc04124

スロヴェニアの紋章となっている「竜」が、三本橋の東側にあります。

リュブリャーナの守り神でもあるとされています。

「フランシスコ教会」~~♪Dsc04148

広場に面して建っている教会。ピンク色の建物は、一度見たら絶対に忘れないと思いますので、散歩の目印にもなります(笑)。

イタリアの影響を強く受けているデザインがステキですね~~。Dsc04150

でも・・・この空中にぶらさがっている「箱」みたいなのは何でしょう?(苦笑)。

→歴史ある中世の建物をながめながらオープンカフェで、のんびりする人たち・・・Dsc04132昼間でも多いんDsc04138です、お仕事はないの?(苦笑)。

旧市街が、ルネッサンス、バロック様式の家並みに彩られているのと違って、新市街はギリシャ様式からイスラム建築までモチーフを取り込んだプレチニク作の建築物が多いようです。Dsc04157

彼は生前、その特異の作風のために異端視されていたようですが、Dsc04128現在になって「すぐれた都市計画者」と評価されているようです。Dsc04131 

リュブリャーナの旧市街地を見下ろす場所に建てられている「リュブリャーナー城」にも行きたかったのですが、暗くなってきたのであきらめました・・・。

小さくて可愛くてきれいな首都でした~~♪


東欧の旅⑧~~♪

2012-03-05 | 旅行記

「プリトヴイッツェ湖群国立公園」Dsc04031

ここは、主人が一番行ってみたいと言っていた場所!

大小16の湖と92箇所の滝をもつ国立公園で、もちろん「世界遺産」です~~♪

ガイドブック・地球の歩き方によると~、Dsc04032

『エメラルドグリーンの「プリトヴイッツェ川は、森の中を縫うように蛇行しながら静かに流れ、コロナ川との合流点では落差78メートルの滝「ヴェリキ・スラップ」となり、二つの川がひとつの湖へ流れ込む。

湖群の中でも標高639mの湖から標高150mまでの階段状の滝が結んでいる場所は、一番の見所。その躍動的な姿はまさに大自然の芸術といえる』

と、写真と共に書かれていますが・・・これだけでは想像つきませんよね?(笑)。

まさに「百聞は一見にしかず」!

・・・・今回は一部しか見られませんでしたので、大きなことは言えないのですが(笑)。

実は、私たちが行く一週間前までは氷点下の寒さが続き、積雪と、川も湖も散策道も凍り付いていて、公園全体がクローズだったそうです!Dsc04085

ですから、やっとオープンされた2~3日後のことで、まだまだ全体には入ることができませんでした(涙)Dsc04038

川を遊覧船で走ったり、エコロジーバスを利用したりしながらの三時間ほどのコースが予定されていたのですが・・・残念ながら一時間ほDsc04068 どのハイキングになりました。

周囲の雪景色の中、凍りついた小道を恐る恐る足を進めての散策(苦笑)。

うっかりしてツルリと滑った人も何人かいました! 主人も一度尻もちをついていましDsc04055たが、大事にならずに良かった!

見事に凍りついた大きな滝「ヴェリキ・スラップ」の前までは、なんとか行けて大感激~~♪Dsc04045 

太陽が出ていませんでしたので、湖の色や滝の色は、なんだか寂しかったのですが、それでも、森の木々の間に残る雪、根元に春を感じさせる小さな花、Dsc04094 凍る川や湖~~この季節でなければ見られない風景を楽しみました~~♪

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Dsc04099  Dsc04078

寒い寒いと言っても、春がもうすぐそこに~~→可愛いお花が咲いていました~~♪

この公園は、夏にもう一度訪れてみたい~~と思いましたが、ものすごい混雑だそうです!(苦笑)。

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東欧の旅⑦~~♪

2012-03-05 | 旅行記

今回の「私の旅の目的は「アドリア海の真珠」と呼ばれる「ドブロヴニク」の城壁を歩くこと!」でした~~♪

ここまでの旅の間中も、傘をさす日はまったくありませんでしたが、この「ドブロヴニク」の観光の日は、今までにも増して「晴天」~~♪

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城壁から眺めた「旧市街地」は、真っ青な空とアドリア海、オレンジの屋根の家々が、「まるで絵画」そのもの~~♪ 

映像や写真でみたままの世界が、裏切る事無くありました!

イギリスの作家バーナード・ショウが「地上の楽園を求める者, ドブロヴニクに来たDsc03943れ」と言ったそうですが~~、納得~~(笑)。

本当に、本当にステキでした~~♪ 

→「スルジ山」の展望台へロープウエイで向かい、旧市街地を見下ろしてみました!

海側の城壁で囲まれた旧市街地の全体がよく分かりますね。

このドブロヴニクは、過去に幾度と無く大きな被害を受けてきたようです。

最大は1667年の大地震で、町の中心で残ったのはスポンザ宮殿のみで、それ以外は全て瓦礫となったとか・・・。

その後1991年のユーゴスラヴィア連邦軍の攻撃も悲劇的な出来事のひとつでしたが、その苦難を乗り越えて、人々が「町を元通りに」と修復の努力を続ける様子を、数年前TVの番組でDsc03937見ました・・・そのDsc03989時から「一度あの町を歩きたい」と念願していました!

ようやく願いがかない「城壁を歩く」ことができた日・・・その「美い風景」と、その影にある「一生懸命に努力をした町の人々の思い」を感じて涙が出そうになりました・・・。

「来て良かった~~♪」と、何度も何度も思った時間でした。

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旧市街地の入り口「ピレ門」をくぐると、中心のルジャ広場まで続く目Dsc03900抜き通り「プラツァ通り」があります。 

ショップやカフェ、銀行、旅行社などもあり、そんな建物の横には細い路地が網の目のようにあって、人々の生活の音が聞こえます。Dsc03962

Dsc03914 城壁を歩いたあと、そんな路地の小さなカフェで、クリアチア語を話す人々に混じって「カプチーノ&チーズケーキ」を頂いてのんびりしていたら、ふと・・・昔昔の時代にいるような錯覚を覚えました(苦笑)。

Dsc03894旧市街地には、いろいろの古い建物があります。

→「オノフリオの大噴水」は、かって「水路」だったと言われるプラツェどおりならではのもの。今でもおいしい天然の湧き水を味わうことができます。

市民の人々はここでbpトルにお水を入れて持ち帰るようです。

Dsc03925 ルジャ広場に面して建つ「大聖堂」。

12~14世紀にロマネスク様式で建てられたが、1667年の地震で倒壊し、その後イタリア人の建築家によってバロック様式で再建され、1713年に現在の姿になったそうです。大理石を使った祭壇はすばらしいものだそうですが・・見ていません(苦笑)。

→「スポンザ宮殿」

1500年代当初、貿易都市だったドブロヴニクを出入りする物資や財の管理所でしたDsc03908

17世紀になり税関の役割が減ると、知識人が集まる文化サロンとなったとか~。

1667年の大地震でも被害を受けなかった数少ない建築物でもあり、貴重な古文書が保管されています。

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「聖ヴラホ教会」

ドブロヴニクの守護聖人・聖ヴラホの名を冠した教会で、旧市街地の広場に立ちバロック様式の建物です。

大地震前の旧市街地の模型の模型(15世紀)を手に持った「聖ヴラホ」の銀製の像があります。

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「旧港」

ドブロヴニクで最も古い歴史をほこる場所。

かつては、この小さな港に世界各地を結ぶ交易船がひしめきあいドブロヴニクの繁栄を支えていました。大きな造船所もありました。

今は「ヌーディスト島」として有名なロクルム島への観光船やその他への島への観光船の発着所となっています。


東欧の旅⑥~~♪

2012-03-05 | 旅行記

ボスニア・ヘルツェゴヴィナは、かつて長い間イスラム教徒のオスマン朝支配下にあったために「トルコの文化的な影響」が強く残っています。Dsc03864 Dsc03871

クロDsc03859アチアとは地理的には近いのに、イタリアの文化が多く残るアドリア海地方との違いが際立ち、おもしろい国です。

この国の南西部を占める「ヘルツェゴヴィナ地方」の首都「モスタル」を訪れました。

モスタルという名は、スラブ語の「モスト(橋)」が起源と言われています。

町のシンボルである「スタリ・モスト」は、1556年、オスマン朝の支配下の時代に造られた「美しいアーチの石橋」で、世界遺産に登録されています。Dsc03845

この橋の両岸で、数百年もの間、人々は宗教を超えていっしょに暮らしていたそうですが、ボスニア内戦のあおりで、1993年に橋は銃撃を受けて破壊されました。Dsc03852

Dsc03865なる宗教を信じる人々が数百年にわたって守ってきた人間の絆もまた、橋と共に砕かれました。後に修復され、夏には「飛び込みの大会」なども開かれる観光の名所となっています。

橋のたもとや町の中に「Don`t  forget 1993」と刻まれた石の碑が置いてありました・・・。

そして・・・今でも「銃弾の跡」が残る家がたくさん・・・。Dsc03873

経済的に修復が進まない場合もあるでしょうし、決して二度とこんな悲劇の起こらないようにと、記憶として残すべきかと思案中のこともあるのでしょうが、Dsc03876 こんあ建物を見ると、人々を恐怖に陥れた戦いからまだ20年も経過していないことを実感し、今この町に立てていることが不思議な気がしました。

モスタルの町を案内してくださった現地人のガイドさんは、その時6歳だったとか・・・。

銃弾の音、逃げ惑う人々の恐怖の声、机の下に隠れたこと・・・覚えていると言っていました。

今、平和になったとはいえ「失業率40%」という現実に、多くの人々は苦しんでいるようです・・・。

なんだかだといいながらも「平和な日本」「経済的にも恵まれている日本」「住みやすい日本」なんだ・・・と改めて思いました(苦笑)。Dsc03866

家を修復中のお兄さん達~~「写真写していいよ~~」と、気楽に応じてくださいました。ありがとうございます~~♪