love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「club indigo」のステキなホストたち~~♪

2015-03-31 | 本と雑誌

楽しくて、可愛くて、賢くて、優しくて、憎めない~~~そんなホストたちが登場する本の読書感想文です~~♪

シリーズものみたいですが、我が家の本棚に3冊ありましたので読みました(笑)。
作者は「加藤 実秋」さん。


《あるフリーライターの「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」という一言から生まれた渋谷のホストクラブが「club indigo」~~。
お店の評判はかなりなものなんですが、なぜかいろいろの事件に巻き込まれてしまうホストたち。》

それらの事件を、お店の経営者やホストたちが一致協力して解決していくのですが、そんななかで見せる彼らの優しさや賢さ、ユーモア精神が、「人間味」を感じさせ、なぜか「爽快感」を与えてくれる本です。

「ホスト=かっこいい男性」の単純なイメージが破られるのもいいです~(笑)


第①弾~~、
「インディゴの夜」。


「第10回創元推理短編賞受賞作品」も含まれる連作短編集です。


第②弾~~、
「チョコレート ビースト」。


indigoのホストたちを何かと助けるホスト界の顔役(?)「なぎさママ」の「男気」が痛快な内容です。彼女(彼)の愛犬「まりん=ホストたちは内緒で四十三万円と呼んでいる」も登場します(笑)。


第③弾~~、
「ホワイトクロウ」


お店の大幅改造を依頼した、有名インテリアデザイナーをめぐるトラブルに巻き込まれたホストたち・・・果たして無事にリオープンできるのでしょうか・・・。


私の知っている「ホスト」として働く男性って、ブランドもののスーツをビシッと着こなし、スタイリッスでかっこよくて、ダンスが上手で、おまけに話術も巧みなので、女性を「有頂天にさせてくれる」~~♪
営業用の接客だと分かっていても、なぜかのめりこんでしまう女性が多いのもうなずける方ばかり・・・(苦笑)。

でも、この本に登場するホストたちは、一味も二味も違う「人間味あふれる」若者ばかり~~♪
そんな「ホストクラブ」~~本当にあるんでしょうか・・・あったら、楽しいと思います!