「アナザーフェイス」 堂場 瞬一 著
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シリーズものの第一作です。
とっても読みやすくて、一気に読んでしまいました~~♪
「刑事もの」シリーズが、かなりおもしろい作家で、好きです(笑)
この本も「警察もの」ですが~~、
主人公がステキです~~♪
妻を交通事故で亡くし、自分の手で小学校二年生の息子を育てるために、忙しい「捜査一課」から、比較的時間の余裕のある「総務課」への異動を志願した主人公。
ハンサムで優しくて、思いやりのある彼・・・大学時代に演劇をやっていたせいか「相手になりきる」ことができる・・・不思議な魅力を持っています。
その彼の能力を惜しむ元の上司は、彼を「特捜本部」に送り込むのです。
それは、「銀行員の息子が誘拐された事件」でした。
私は、途中から・・・というより、事件の起きた時から「犯人」の目星と「真相」が分かりました~~(笑)
経済小説が好きでたくさん読んでいますし、金融関係に勤務していたこともあるのでなんとなく内情も分かるし(苦笑)、
それなのに、どんどん読み進みたくなったのは、
主人公の「育児と仕事の両立」への気持ちがとてもステキだったからです~~♪
こんなステキなパパに育てられるお子さん~~~きっと立派な大人になることでしょう~~♪
これ、シリーズものですので、これからも「育児と仕事」に真剣に向き合う主人公の姿を期待していますので、二作目、三作目も読みます~~♪