地域の中学校での「教育講演会」を聞きに行ってきました。
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「命を大切に~~障がいと向き合って~」
近くの市にある「障がい者支援施設」に入所したり、通所されている「障がいを持つ方たち」からのお話を聞く講演会でした。
雨が降っていたので、主人に車で送ってもらったので、少し早めに着いてしまいました。
会場の体育館は、まだ準備中~~(笑)。
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始まるまでの間、校長先生や、教育長、教育委員会の職員の方たちとお話をさせて頂きました。
教育関係者の方たちと、「世間話」をするような、こんな時間も結構大切なんですよ~~~(笑)。
今日の講演会は、「生徒会」が中心に進める講演会~~。
司会進行もお礼の言葉も、質疑の主導も、全部生徒たち~~。
中学生全員はもちろんですが、小学校6年生も中学校に集まって、いっしょにお話を聞く講演会でした。
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↑6年生が一番前この後ろに、中学生が1~3年生までイスを持ってきて座りました
施設に入所、通所されていらっしゃる方(三人)のお話は・・・やっぱりつらい・・・。
30代で脳出血のため半身不随になった方、50代で脳溢血のため身体に障がいが残った方、生まれたときからの脳性マヒの方・・・三人とも言語は明瞭ではありません。
でも、上手に話せなくても、言葉が不自由でも、一生懸命に話してくださったことは、中学生にも伝わったことでしょう。
「夢を持って生きたい」「毎日がリハビリ」と、元気でお話をして下さいましたが、
「死にたい」「人に見られるのは恥ずかしい」「家族と暮らしたい」・・・と、いう思いを持っていたこともあったというお話に胸が痛くなりました。
つらい思いを乗り越えて、こうして「外に出て、自分のことを話す」という勇気を持ってくださったこと、本当に嬉しく感じました。
こうした「障がいを持った人たち」が、「差別」を受けたり「排除」されたりすることのないように、「障がい者の人権を擁護すること」も、私の仕事のひとつです。