今月二冊目の読書感想文です。
次男から「このモデルになった場所、知っています?」と、聞かれたのがキッカケで彼から借りて読みました。
「純喫茶 パオーン」 椰月 美智子 著
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ほんわか~心が温かくなる、とっても優しい本~~♪
創業以来50年近くになる「純喫茶 パオーン」=(決してcafeではないところが最高=笑)
そこの店主の孫である「ぼく」が、小学校五年生、中学一年生、大学一年生の時に遭遇した不思議な事件とか、人生の日々の中での真実とかを、大きな優しい心を持った祖母や祖父といっしょにほどき紡いでいくのが、なんとも微笑ましく味のある物語になっています。
そして、保育園からず~っと仲良しの友達二人との関係や、人を愛する気持ちに揺れたりする「ぼく」が本当に可愛い~♪
祖父のつくる「特製ミルクセーキ」や、祖母のつくる「魔法のナポリタン」~~絶品なんだと思います!
帯で、「好きなだけおかわりして欲しい。噛みしめるほどじんわりとした滋味があふれでるはずだ」と、物語について書かれていますが、なるほど~です。
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次男に借りたこの本、「サイン本」なんです(苦笑)
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神奈川県・小田原市出身の著者であることから(今も在住のようです)、同じ道を歩く彼は親近感を持っているようで、サイン会とかに行って頂いたみたいです(苦笑)
物語のモデルとなった喫茶店、多分、駅西口近くにあるなつかしい「あそこ」だと思います(笑)。
今も営業しているんでしょうか・・・機会を見つけて行ってみたいです!
そうそう、お店の名前の「パオーン」というのは「象の鳴き声」だそうですよ! そういえば~、小田原城址公園には、以前「象のウメ子さん」がいて、長いこと市民を癒してくれていましたものね~~。
このブログでUPする「読書感想文」は、今年二冊目ですが、UPしていない「読み終わった本」は、他にもたくさんあります。
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↑これは、昨年後半に読んだ本~。
読み終わった本は、スマホのアプリで管理しています(苦笑)。