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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

県連研修会に参加してきました。

2024-02-14 | ボランティア
バレンタインデーの今日、神奈川県人権擁護委員連合会(県連)の研修会が行われましたので参加してきました。
私には最後の県連研修会ですので、お世話になった他の市町の委員さんたちに、お礼を申し上げるチャンスにもなり良かったです。
      

場所は横浜・桜木町にある社会福祉センターです。
桜木町駅前の道路を挟んで反対側にある建物です。
駅改札を出て地下階に入りエレベターを利用すると、建物の入り口に入れるようになっています。
そのエレベーの前にある中国風のモニュメント~~、春節なのでかな?
(横浜は中華街がありますものね)
    

そういえば、ランドマークタワーのショッピングモール街に中もこんな飾りが!
    

研修会の内容は~~、
今年(令和6年)4月1日から施行される「障害者差別解消法の改正」により、事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されますので、
「合理的配慮がもっと当たり前に」というタイトルで、ご自身が障害者である「全国脊髄損傷者連合会常務理事・安藤信哉」氏による講演でした。
      

今までは民間の事業者は「努力義務」でしたが、改正の施行によって、「国や地方公共団体などと同様」の義務となるのです。

「合理的配慮って何をどうするの?」と、難しくとらえがちですが・・・、
事業者は、障害のある方たちが一般の人たちと同じように利用できる工夫をしていきましょう、ということなのです。

お話の内容を要約すると、こんな感じでした↓

『 例えば、ラーメン屋さんに車イスのお客様が見えた時を考えてみましょう。
そのままでは、車イスが入れない。でも、いくつかイスを片ずけて、場所を広くすれば車イスの方が座れますよね。

こういった配慮をすることで、車イスのお客様をお断りしないことが「合理的配慮」になるのです。
ただ、障害のある方からの申し出への対応が難しい場合もあるでしょう。
そんな場合のためにも、障害のある方と事業者が情報や意見を伝えあい話し合って、共に解決策を検討していくことが重要になってきます。

そういったケースが増えていくことで、「基礎的環境整備」へと改善をされていきます。』

とても参考になる研修会でした。
講師の方、県連の研修会担当のかたたち、本当にありがとうございました。