prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

2007年07月08日 | 映画
長ったらしいなあ。
シリーズもの、特に話がつながっている形式のだとだんだんキャラクターが増えたり設定が積み重なったりで重ったるくなっていくことが多いが、その典型。
笑えるところがほとんどなく、二作目同様、グロが目立つ。

話をつないでいくので手一杯で、しかも演出の捌きがうまくないからところどころなんで人物がそう動くのかわからなくなる。
見せ場になると、やれやれ待ってましたという感じで特殊効果が力こぶを入れた仕事を見せるけれど、とってつけたみたいな観は否めない。

ジョニー・デップが前二作の延長上のかなり変な芝居を見せるのだけれど、ストーリーから浮いているもので、一人芝居みたいでアンサンブルを壊している。どっちかというと、監督の責任だが。
合成で大勢のデップが出てくる芝居など、くどくて意味不明。
(☆☆★★★)


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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド - goo 映画

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