前半の北海道の場面は災害を含む自然描写、特に二階堂ふみが文字通り身体を張って流氷の海に入るシーンなど迫力十分。
後半、東京に移ってから画の迫力が薄れるのは仕方ないところもあるけれど、ちょっと惜しい。
近親相姦を扱った映画(この場合、それほどでもないが)だと演じる俳優自身は当然赤の他人なわけで、それでこれだけ危ない感じが出たのは不思議なところ。
見た後でモスクワ映画祭のグランプリと男優賞受賞と聞く。前はモスクワというとかなり社会主義国らしいお堅い社会派的映画がとることが多かった気がするが、去年の「さよなら渓谷」の審査員特別賞もだが、かなりアモラルな内容でも取れるようになったか
ソ連時代は覚醒剤を扱っているというだけで「さらば愛しき大地」が全面拒否されたりしたものだったが。
もっとも、日本の方こそ、規制しているわけでもないのにこういう尖がった内容の映画を受け入れなくなっているように思える。
(☆☆☆★★)
本ホームページ
公式ホームページ
映画『私の男』 - シネマトゥデイ
私の男@ぴあ映画生活
後半、東京に移ってから画の迫力が薄れるのは仕方ないところもあるけれど、ちょっと惜しい。
近親相姦を扱った映画(この場合、それほどでもないが)だと演じる俳優自身は当然赤の他人なわけで、それでこれだけ危ない感じが出たのは不思議なところ。
見た後でモスクワ映画祭のグランプリと男優賞受賞と聞く。前はモスクワというとかなり社会主義国らしいお堅い社会派的映画がとることが多かった気がするが、去年の「さよなら渓谷」の審査員特別賞もだが、かなりアモラルな内容でも取れるようになったか
ソ連時代は覚醒剤を扱っているというだけで「さらば愛しき大地」が全面拒否されたりしたものだったが。
もっとも、日本の方こそ、規制しているわけでもないのにこういう尖がった内容の映画を受け入れなくなっているように思える。
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