ニコラス・ケイジ主演のアクションものとしては先日の「ドライブ・アングリー」では孫を救うため、ここでは娘を救うためといった家族のためならなんでもありといった動機づけで、ややまたかという印象。
困るのは悪役が元強盗団の仲間という設定で、だいたいなんであんな自分勝手で統制を乱す奴を初めから仲間に入れたんだ、主人公の判断力に問題があるのではないかと思わせてしまい、それが主人公の設定の甘さにまで至っていること。
後半、娘をタクシーのトランクにおしこんで逃走するのを追うという展開は「コール」に似てしまっているが、偶然だろう。
やたらと悪役がどぎつく騒ぐ、というのもどんなものでしょう。
ニューオーリーンズという舞台設定が一定のムード作りに役立っている。
それにしても、ケイジもなんでまたかなり安手のアクションものに没頭しているのでしょう。借金返すにはスタントは別人がやるから拘束時間が少なくて済むアクションを増やしたのか、と邪推したくなる。
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映画『ゲットバック』 - シネマトゥデイ
困るのは悪役が元強盗団の仲間という設定で、だいたいなんであんな自分勝手で統制を乱す奴を初めから仲間に入れたんだ、主人公の判断力に問題があるのではないかと思わせてしまい、それが主人公の設定の甘さにまで至っていること。
後半、娘をタクシーのトランクにおしこんで逃走するのを追うという展開は「コール」に似てしまっているが、偶然だろう。
やたらと悪役がどぎつく騒ぐ、というのもどんなものでしょう。
ニューオーリーンズという舞台設定が一定のムード作りに役立っている。
それにしても、ケイジもなんでまたかなり安手のアクションものに没頭しているのでしょう。借金返すにはスタントは別人がやるから拘束時間が少なくて済むアクションを増やしたのか、と邪推したくなる。
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