prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「フッテージ」

2014年07月27日 | 映画
幽霊と連続殺人鬼と悪魔(なのか?)、それから「リング」に連なるぼやけた古めかしい映像そのものの不気味さ、といったさまざまな怖い要素をぶちこんで破綻しないでまとまっているには感心する。

いったん幽霊屋敷から逃げ出してほっとした主人公に、実はといったどんでん返しを最初にセリフでやってしまうのにちょっとがっかりしかけると、未発表フッテージを見ていくことでさらに踏み込んだ真相を知る戦慄は相当なもの。

デジカメ時代になってからのわざと小さく限られた視点を生かしたPOV映像を駆使したホラーと、8ミリの古く変色した映像とは近しくもあり、遠くもありという感じ。

「ゴルゴ13」に、撮影した35ミリフィルムに記録されてはいてもネガから定着させるという過程で潰れてしまった情報をデジタルスキャンで取り出すことができたら、とんでもないものが写っていた、という話があったが、そういうのもホラーに生かせそう。

それにしても一家惨殺があった家だというのを隠して引越して、それを知った奥さんが「信じられない」と激怒するのは当たり前で、何かというとウイスキーを飲んでいるところといい、イーサン・ホークもずいぶん欠点の多いキャラクターをやったものだと思う。
(☆☆☆★)



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フッテージ@ぴあ映画生活

映画『フッテージ』 - シネマトゥデイ

7月26日(土)のつぶやき

2014年07月27日 | Weblog

15分間の罵倒 luvnikki.seesaa.net/article/402420… もう精神的苦痛と仕事の時間奪ったかどで、訴えていいレベル。自分より上にとっちめられないと止めないだろう、こういうオヤジ。しかし、中高年の男の幼児化が止まらない感じ。


また口を拭うか。@kaori0516kaori: 共同通信が決着させた朝日新聞「吉田調書」誤報事件(門田隆将) - 注目の記事 fb.me/2P8sZ32iC


本日7月26日は、スタンリー・キューブリック86回目の誕生日です。写真中央にいるは、ジュールズ・ダッシン監督『裸の町』のセットを取材する20歳のキューブリック(1948年)。RT @FilmHistoryPics pic.twitter.com/UG9sltBa0G

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | RT