インド映画といっても舞台はシカゴで、見せ場は主に水陸にわたるバイクチェイス、群舞もマサラムービー風にシルク・ド・ソレイユばりに最新テクノロジーやアート感覚を取り入れて、新しい感覚のスペクタクルに仕立て直している。
サーカスという背景がないと成立しにくいストーリーの趣向が某アメリカ映画と共通している。ただし、オチではなく、ネタだれしてからが長いし、独特のくどさがあるのがやはりインド製らしい。
舞台がアメリカなのだし、世界市場を意識したというから英語がもっと使われるかと思ったら、思いのほか使われていない。インドでは英語がリンク・ランゲージになっているはずなのに。セリフなしでもわかるアクションと踊りが主体だからあまり関係には違いないにせよ、グローバル=英語化と思い込んではいないみたい。
「きっとうまくいく」の時はあまりそう思わなかったのだが、アーミル・カーン はダービーハットかぶって踊っていると、「時計じかけのオレンジ」からの連想もあり、眼がぎょろっとしているあたりキューブリックにちょっと似ているなと思った。
(☆☆☆★★)
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チェイス!@ぴあ映画生活
映画『チェイス!』 - シネマトゥデイ
サーカスという背景がないと成立しにくいストーリーの趣向が某アメリカ映画と共通している。ただし、オチではなく、ネタだれしてからが長いし、独特のくどさがあるのがやはりインド製らしい。
舞台がアメリカなのだし、世界市場を意識したというから英語がもっと使われるかと思ったら、思いのほか使われていない。インドでは英語がリンク・ランゲージになっているはずなのに。セリフなしでもわかるアクションと踊りが主体だからあまり関係には違いないにせよ、グローバル=英語化と思い込んではいないみたい。
「きっとうまくいく」の時はあまりそう思わなかったのだが、アーミル・カーン はダービーハットかぶって踊っていると、「時計じかけのオレンジ」からの連想もあり、眼がぎょろっとしているあたりキューブリックにちょっと似ているなと思った。
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