手記「統合失調症がやってきた」を著した自身統合失調症のハウス加賀谷が主演するドラマ。
大駱駝艦が演じる白塗りの男たちが、子供たちの背後からぬっと現れたり、すりガラスの向こうで蠢いていたりと神出鬼没に現れる幻覚表現の、特に思いがけないところから現れる怖さというのは、こういう障碍者を扱ったドラマをつかまえて言うのはなんだが、Jホラー表現そのもの。というか、悪夢的な恐怖表現を狙うと自然にそうなるのかもしれない。
本物の障碍者たちが集まるクラブなど、昔だったら石井輝夫的(「恐怖奇形人間」はまさに土方巽主演だった)な見世物として扱われかねないシーンだが、考えてみると画そのものは実はそれほど変わっておらず、見世物映画として見られるかNHKの番組として見られるか、社会的文脈によって見え方が変わってくるということだろう。
「恐怖奇形人間」など日本ではDVDが発売されずアメリカからの逆輸入盤だけなのだから。
このドラマに関連したトーク番組で、障害が消えるか記憶が消えるかという果実は、実際の障碍者施設で行われているアンケートをヒントにしていると語られ、それに対する答えも障碍者によってというか、人によってバラバラで、また人によっても時期によって変わってくるともいう。かなり自己肯定感との兼ね合いで答えが決まってくるように思われ、そのあたりはやはり人間一般にいえることだろう。
チャンネル [Eテレ]
2014年12月10日(水) 午前0:00~午前0:55(55分)
ジャンル 福祉>障害者
情報/ワイドショー>健康・医療
ドラマ>国内ドラマ
番組内容バリバラが障害者週間に送る特集ドラマ。幻覚に苦しむ統合失調症の男が、障害のある人たちとの交流を通じ、自分を受け入れていくハートフルコメディー【主演】ハウス加賀谷
出演者ほか【出演】松本ハウス,カンニング竹山,桂福点,片山真理,【朗読】杉田かおる
詳細バリバラが障害者週間に送る特集ドラマ。幻覚に苦しみ就職できない統合失調症の男が、さまざまな障害者との交流を通じ、自分自身を受け入れていくハートフルコメディー。主演は、自身も統合失調症であるハウス加賀谷。その他40人のもの障害者が自身の障害の役で出演。ドラマには、障害が消えるが、記憶も消えるという果実が登場。食べるべきか、食べざるべきか。悩んだ末に主人公が選んだのは…?【主演】ハウス加賀谷
大駱駝艦が演じる白塗りの男たちが、子供たちの背後からぬっと現れたり、すりガラスの向こうで蠢いていたりと神出鬼没に現れる幻覚表現の、特に思いがけないところから現れる怖さというのは、こういう障碍者を扱ったドラマをつかまえて言うのはなんだが、Jホラー表現そのもの。というか、悪夢的な恐怖表現を狙うと自然にそうなるのかもしれない。
本物の障碍者たちが集まるクラブなど、昔だったら石井輝夫的(「恐怖奇形人間」はまさに土方巽主演だった)な見世物として扱われかねないシーンだが、考えてみると画そのものは実はそれほど変わっておらず、見世物映画として見られるかNHKの番組として見られるか、社会的文脈によって見え方が変わってくるということだろう。
「恐怖奇形人間」など日本ではDVDが発売されずアメリカからの逆輸入盤だけなのだから。
このドラマに関連したトーク番組で、障害が消えるか記憶が消えるかという果実は、実際の障碍者施設で行われているアンケートをヒントにしていると語られ、それに対する答えも障碍者によってというか、人によってバラバラで、また人によっても時期によって変わってくるともいう。かなり自己肯定感との兼ね合いで答えが決まってくるように思われ、そのあたりはやはり人間一般にいえることだろう。
チャンネル [Eテレ]
2014年12月10日(水) 午前0:00~午前0:55(55分)
ジャンル 福祉>障害者
情報/ワイドショー>健康・医療
ドラマ>国内ドラマ
番組内容バリバラが障害者週間に送る特集ドラマ。幻覚に苦しむ統合失調症の男が、障害のある人たちとの交流を通じ、自分を受け入れていくハートフルコメディー【主演】ハウス加賀谷
出演者ほか【出演】松本ハウス,カンニング竹山,桂福点,片山真理,【朗読】杉田かおる
詳細バリバラが障害者週間に送る特集ドラマ。幻覚に苦しみ就職できない統合失調症の男が、さまざまな障害者との交流を通じ、自分自身を受け入れていくハートフルコメディー。主演は、自身も統合失調症であるハウス加賀谷。その他40人のもの障害者が自身の障害の役で出演。ドラマには、障害が消えるが、記憶も消えるという果実が登場。食べるべきか、食べざるべきか。悩んだ末に主人公が選んだのは…?【主演】ハウス加賀谷