1980年製作のにっかつロマンポルノ(この頃の社名は日活ではなくにっかつ)。
国立映画アーカイブでの「逝ける映画人を偲んで2017-2018」にて、撮影の米田実氏が対象。
劇場公開時は成人指定だった旨断り書きが掲示され、女性用の席も用意された。ただし実際には女性客は特にこだわりなく好きな席に着いていた。
出だしのしっとりした山寺の映像が秀逸。
信州と東京を行き来する設定で、風景のナメから人物のアップに寄ることで両者の違いをはっきり出した。
コンビニはおろか電子レンジも普及していない。原宿では竹の子族が踊っている。ビールといえば瓶。といった具合に今と風俗が今とはおよそ違うところが面白い。
都電周辺の風景はあまり変わっていない。
太田あや子のデビュー作。三角関係になっていた東京に出ている三崎奈美の姉を追って東京に出てきて、最終的に清算するまで。どろどろしそうな設定をあっけらかんと描いているのがこの時代の新しさだったのだろう。
「女高生 夏開く唇」 - 映画.com
国立映画アーカイブでの「逝ける映画人を偲んで2017-2018」にて、撮影の米田実氏が対象。
劇場公開時は成人指定だった旨断り書きが掲示され、女性用の席も用意された。ただし実際には女性客は特にこだわりなく好きな席に着いていた。
出だしのしっとりした山寺の映像が秀逸。
信州と東京を行き来する設定で、風景のナメから人物のアップに寄ることで両者の違いをはっきり出した。
コンビニはおろか電子レンジも普及していない。原宿では竹の子族が踊っている。ビールといえば瓶。といった具合に今と風俗が今とはおよそ違うところが面白い。
都電周辺の風景はあまり変わっていない。
太田あや子のデビュー作。三角関係になっていた東京に出ている三崎奈美の姉を追って東京に出てきて、最終的に清算するまで。どろどろしそうな設定をあっけらかんと描いているのがこの時代の新しさだったのだろう。
「女高生 夏開く唇」 - 映画.com