prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「チャイルド・プレイ」

2019年07月26日 | 映画
オリジナルでは凶悪犯の霊がとりついた人形が暴れる話だったのを言動の制限をとっぱらったAIチップをとりつけられた人形が暴走する話にしていて、さらにスマートスピーカー式に他の家電や自動車などとも連携して自由に操れるようにしているのが今風。

主人公の少年の周囲に似たような冴えない連中が集まっているのが「IT」のルーザーズクラブ風でもあり、ジュヴナイル的なテイストも少しある。必ずしも人形だけが相手の孤独な少年というわけではない。

殺し場のどぎつさはむしろ後退した印象。スラッシャームービー全盛期の方がもろに見せていたと思う。

操演式の人形を使ったオリジナルと違っておそらくCGを使っているのだろうけれど、動きや表情を自由にし過ぎないで人形の限界を保っている。

劇中に出てくるのが「悪魔のいけにえ2」で1ではないのが何かマニアック。人の皮をスイカにかぶせるというあたりもそこから来ているのかもしれない。

「チャイルド・プレイ」- 映画.com

「チャイルド・プレイ」- 公式サイト

7月25日のつぶやき

2019年07月26日 | Weblog