prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「バイオハザード2 アポカリプス」

2004年10月15日 | 映画
アクション・シーンがやたら細かくカットを割って効果音をアップする演出で、かえって動きを見えにくくなっている。どこにどう行けばどこに着くのか、という地理関係もわからない。
ゾンビは頭を撃たなくてはやっつけられないとわかっているはずなのに、やたら胴体にムダ弾を撃ち込んでいる。ゾンビが頭を銃弾で吹き飛ばされるお馴染みの場面が少ない。レーティングが高くなってマーケットが狭くなるのを恐れてか。

ストーリーのひねりは結構面白くなりそうなのだが、上映時間の間ノセるより、続編に興味をつなぐのに使っているみたい。

こういった細かいところを押さえない演出はアトラクション・ムービーでは毎度のことで、いちいち書くのも面倒なのだが、ノリを良くしていそうで実際は悪くしている。ゾンビがいきなり出てくる繰り返しなど、あまりにワンパターン。
ミラ・ジョヴォビッチの奮闘ぶりを見ている分には飽きないが。
(☆☆☆)


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