prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「トロイのヘレン」

2004年10月15日 | 映画
「トロイ」と比べるとロマンス中心の作りで、主演の絶世の美女ヘレン役を宣伝も兼ねてそれこそ世界中まわって探したというが、今の目で見るとロッサナ・ポデスタは美人には違いないけれど絶世という感じではないね。パリスのジャック・セルナスの方はいささか魅力なし。
トロイがギリシャ軍が残していった木馬をわざわざ城内に引き込むのはどうしてもバカに見えるし、これはトロイ側から描いているからなお困る。あと戦争の原因になったヘレンがのうのうと生き残ってギリシャに帰るところもひっかかる。
本物の群集を使っている群集シーンは動きにバラつきがある分ボリュームがあるのは、まだ今のCGでは追いつかない。
音楽のマックス・スタイナーが、タイトルで名前が監督のロバート・ワイズの直前に出る扱いなのは異例。
(☆☆☆)


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