タイトルは大金持ちの買い物を代行する仕事だというのだけれど、ずいぶん不思議な仕事があったもので、金ありすぎて金を使うのが楽しみではなく義務みたいになっている状態なのかと思ったりした。
ただし、その金持ちが姿を見せず、よく言う格差社会の話かと思うともっと抽象的な、距離を置いた姿を見せない人間たちの代わりになったりいきまとわれたりする、なんだかいわく言いがたい希薄な人間関係ともいえない磁場のようなものが張り巡らされている。
何しろ途中からオカルトまでマジメに絡んでくる。
クリステン・スチュワートがボンテージ風のデザインの服を身につけるのが縛られている姿として象徴的。