マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ウォーキング(2025.0217 地蔵尊70)

2025年02月20日 | ウォーキング

 

今日のフォト。

あべの筋と南港通が交差する、ここは播磨町の交差点。

 

ウォーキング

2024年9月10日から、阿倍野を中心に

近隣の地蔵尊、史跡、名所、神社仏閣など歩いてきましたが

1万歩圏内で行けるところも、そろそろネタ切れです。

お地蔵さん巡りは、この日で70尊目となります。

 

お地蔵さんの数え方は、

「1体(いったい)、2体・・・」と思っていたのですが

祀られている地蔵菩薩は「1尊(いっそん)」と

数えるようです。

 

このお地蔵さんを「止め地蔵」にしようかと思いましたが

もう少し地蔵巡りは続けてみよう、近くで探してみよう。

ここでお地蔵さんとご縁が終わるのは、寂しいです。

さて、今日は70尊目の記念すべき地蔵尊巡りです。

 

2025年2月17日=10051歩

万歩計の数値は、1日の歩数ではなく

ウォーキングの時だけのもの。

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

播磨町の交差点で、驚きました。

久しぶりにここを通ったら

「ジャックと豆の木」みたいな

ノウゼンカズラの葉がありません。

すっかり枯れてしまったのです。

 

もの凄い勢いで伸びていたので、葉を付けたまま

越冬すると思っていたら、1枚残らず落葉していました。

 

朽ちた植木鉢は、いつまで持つか。

少しずつ葉が落ちてゆくのを見届けたかったです。

「ごめんね」と思う。

 

播磨町の交差点で、あべの筋を歩くか、南港通を歩くか。

どちらでも目的地に行けるので迷うとこ。

 

 

 

 

で、あべの筋を南へ進みました。

あべの筋、南へここまで歩いたことはない。

 

「大阪急性期・総合医療センター」

前の広場で子供たちが遊んでいます。

桜が咲いたらきれいな広場です。

 

 

 

 

とても人気のお菓子「粟玄」さん。

2019年G20大阪サミットで

各国首脳へのおみやげに選ばれて以来

爆発的に売れています。

開店前から、長蛇の列です。

更に南へ歩くと。

 

 

 

 

千躰交差点。

ここを右折(西)

 

 

 

 

細江川沿いを更に西へ進みます。

これが細江川です。

 

 

 

 

 

上写真=南海高野線。

下写真=住吉区墨江1丁目7の建物を右折(北)

 

 

 

 

幟(のぼり)が見えてきました。

ここがこの日の目的地です。

 

道標には「左 あ飛” こ歓世音」と刻まれています。

「飛」は「ひ」の変体仮名で「あびこ観世音」

「歓」「音」は崩し文字です。

 

 

 

 

「地蔵寺・五大力尊・子安地蔵尊」

大阪市住吉区墨江1-6-7

 

 

 

 

「五大力」と刻まれた碑の右側にある碑には

「子安地蔵尊」と刻まれています。

 

 

 

 

龍の手水舎。

 

 

 

 

 

ご本尊に祀られている地蔵菩薩立像は

平安時代の作で、有形文化財に指定されています。

 

右手は、錫杖(しゃくじょう)は持たず

左手は、宝珠(ほうじゅ)を持っています。

(大阪市のHPより)

 

 

 

 

お賽銭箱に、お金を入れて。

ロウソクとお線香をいただきました。

 

 

 

 

 

境内の隅っこに、子安地蔵さん。

 

 

 

 

「布袋尊」と「龍虎」と刻まれた石。

 

 

 

 

五大力尊の扉は閉まっていました。

閉まったままお参りをして

 

 

 

 

祠の下にある「五大力」の石を探しました。

木の棒があって、遠くはこれで探します。

 

「五大力」の石のお守りは

体力、智力、財力、福力、寿力の

五つの力が授かります。

最後のひとつがなかなか見つからない。

 

 

 

 

無我夢中

石探したる

吾にいう

五欲あるうち

元気は続く

 

 

最近、ガツガツしなくなったと、思っていたけれど

必死で「五大力」の石を探す。

私まだ、こんなに欲があったんだ。

 

 

 

 

「五大力」の石を3種類集めると

ひとつの石に「五大力」と書かれた石に

交換してくれました。

 

この石を入れるお守り袋も欲しかったけれど

品切れでした。(残念)

ひとつの五大力の石を大切に持ち帰りました。

 

さあ、ここから帰路。

 

 

 

 

すぐ近くに、住吉大社の東大鳥居。

東側、住吉武道館前にある鳥居です。

鳥居を潜らず、帰ります。

 

 

 

 

住吉大社境内の外を道なりに歩くと

「初辰さん」の入り口。

もうかなり歩いているので、道草無用。

 

 

 

 

南海高野線、神ノ木界隈。

高架は、阪堺電車上町線。

ダブルで通過して、写真が撮れたら

ラッキーだったのに。

 

 

 

 

 

阪堺電車上町線、帝塚山3丁目駅で

上り電車と下り電車がすれ違う。

大好きなアドベンチャーワールド号。

 

 

 

 

 

大阪市立中学校の標語カルタ。

 

12月1月2月と、ほとんど歩いてないので

この日の1万歩突破は、足に厳しかったです。

 

70尊目のこの日のお地蔵さん巡りは

五大力の石守りもいただけたし

半端ない達成感でした。

 

 

 


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ウォーキング(2025.0215 奥田邸のクスノキ)

2025年02月16日 | ウォーキング

 

今日のフォト。

ウォーキングの時

通りすがりに、美しい椿が咲いていました。

 

長らく休んでいたウォーキング。

気まぐれな性格ですから

初めは頑張るのですが、途中で、こうなります。

ウォーキング、1月22日以来ですから24日ぶり。

暑さにも寒さにも弱いし、根性無しなので

キッパリと休んでいました。

 

お出かけはして、歩いてはいるのですが

私の中では、用事のお出かけと、テクテク歩いて

地元近隣の伝えたいものを発信するのとは別もの。

ああ・・・、長らく休んだイイワケをタラタラと。(笑)

 

2025年2月15日=4398歩

万歩計の数値は、1日の歩数ではなく

ウォーキングの時だけのもの。

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

椿の花を撮らせてもらって、東に歩くと、庚申街道。

土曜日の午前中なので静かです。

左写真=北へ、右写真=南へ。

 

庚申街道を南へ歩きます。

 

 

 

 

前の道路(東西に延びる)は、南港通。

信号を渡って、前(南)へ進む。

信号を渡っても、庚申街道。

 

 

 

 

庚申街道の途中に、出窓に素敵なアレンジ。

全部こちら向きに飾ってあるので

通行人に見せてくれているのだと思う。

 

「Azuki Rocks(アズキ ロックス)」という

餡子のお店を見つけました。

土曜日の朝なので、まだ開店前。

一度、来てみようと思う。

 

更に、庚申街道を南へ進むと・・・。

 

 

 

 

 

見えてきました。

この日の目的地は、ここです。

 

 

 

 

 

「奥田邸のクスノキ」

大阪市阿倍野区西田辺町1-20-34

 

1663年、猿山新田を開墾した奥田市郎兵衛の

子孫が住まれている邸内にあるクスノキ。

 

新田開墾の時に、防風のために森林を広げ

「猿山の森」と呼ばれていました。

その森の名残りのクスノキです。

 

 

 

 

1968年10月

「大阪市保存樹」の第1号となりました。

 

 

 

 

 

生垣の向こう側に、保存樹のクスノキがあります。

覗いて、何とか写真は撮れないかと思っていると。

 

 

 

 

 

可愛い猫ちゃんに出会いました。

アイコンタクトだけで、テンション上がりました。

出会ってくれてありがとう。

 

 

 

 

 

奥田邸のクスノキは

高さ=23.5m

幹回り=3.9m

 

大阪市保存樹の基準は

高さ=15m

幹回り1.5m 以上の老樹・巨木。

 

 

 

 

 

雨宿りす

人や鳥や虫

父さんのような

大きな木の下で

 

 

樹齢360年以上。

息する者たちは、この木に見守られて来た。

奥田邸名残りのクスノキ。

 

 

 

 

奥田邸のクスノキの北側の駐車場から見える蔵。

伐採された樹も、クスノキだったのだろうか。

 

 

 

 

 

帰り道、奥田邸のクスノキから北東にある

「猿山地蔵尊」に立ち寄りました。

 

猿山新田を開墾した奥田市郎兵衛。

すぐ近くに地蔵尊が祀られています。

このお地蔵さんは、以前

地蔵尊巡りで、ブログに紹介しました。

 

「猿山地蔵尊」

大阪市阿倍野区西田辺町1-21

 

 

 

 

西田辺の交差点。

 

 

 

 

 

南港通をテクテク。

南港通は、お店がいっぱい。

右折して、静かな通りに入ると。

 

 

 

 

 

水仙が咲いていました。よい香り。

細い体で、寒くても凛と咲く水仙。

 

季節の花たちに出会えるのも

ワクワクするし、嬉しいウォーキングです。

 

 

 


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ウォーキング(2025.0122 阿部野警察署・区民ホール・湯処あべの橋)

2025年01月27日 | ウォーキング

 

今日のフォト。

スマホでバス停を撮っていたら、バスが来ました。

運転席の方に行って

「私、乗りません、乗りません」と言いました。

 

この日のウォーキングの目的地は3ヶ所。

北へ進んで歩いています。

 

自宅から徒歩圏内で北へ進むと

天王寺駅、あべの界隈。

私は地元が大好きです。

 

阿倍野再開発は42年も続き

もうすぐ阿部野在住50年になる私は

どっぷり「阿倍野再開発」の中で生きて来ました。

 

あべのハルカスが出来て

通天閣もある天王寺界隈。

表の顔も、裏の顔も知っている私は

阿倍野に深く想いを寄せるのも理解できよう。

 

再開発が始まる頃でも、天王寺には

美味しい名店が、あちらこちらに点在し

私の舌を潤してくれました。

 

2025年1月22日=9084歩

万歩計の数値は、1日の歩数ではなく

ウォーキングの時だけのもの。

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

「あたりきしゃりき堂」のドーナツ

とても美味しいのですよ。

昔ながらのドーナツ。

昭和のお母さんが揚げてくれたドーナツ。

 

「帰りにドーナツを買って帰ろう」と思いながら

買うのを忘れてしまう。

 

 

 

 

 

あべの筋を北へ北へと歩くと「熊野かいどう」の石標

更に北へ歩くと、西側の歩道に矢印の建物(右写真)

 

 

 

 

シンメトリー

点線面の

配列美

律する心

ここに学びて

 

 

 

 

 

「阿部野警察署」

大阪市阿倍野区阿倍野筋5-13-5

 

1990年6月完成。

地上7階 地下1階

 

阿部野警察署の建物は、風格のあるデザイン。

美しいシンメトリーになっています。

 

規則正しい並びに、襟を正されます。

阿倍野の素晴らしい建築物です。

 

 

 

 

更に北へ進むと、阿部野交差点。

上は阪神高速松原線。

 

阿倍野交差点を西へ曲がると。

 

 

 

 

「阿倍野区民センター」

大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118

 

2002年1月完成。

地上12階、地下1階。

収容人数600人を超える大ホールがあります。

 

地下1階~2階=区民センター。

3階=図書館。

4階~12階=公社賃貸住宅。

 

 

 

 

阿倍野区民センターから、北西に進むと

金塚ふれあい中央公園。

 

公園から、少し北へ進むと。

 

 

 

 

 

「湯処 あべの橋」

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-7-25

 

天然温泉を毎日運搬しています。

設備は、とても充実しているとのこと。

一度、行ってみたいです。

 

銭湯価格で、大きな湯舟のお風呂が楽しめる

庶民派の銭湯です。(大人基本入浴料520円)

 

15:00 ~ 23:00

定休日=木曜日

 

 

 

 

 

天王寺駅から徒歩5分。

あべのキューズモールから徒歩3分。

都会の真ん中に、銭湯があるなんて。

 

人が途切れた時に、写真を撮りましたが

次から次へと、人が入っていきます。

 

 

 

 

 

面白いアートな街路樹は、山茶花? 寒椿?

 

さあ、帰ろう。

 

 

 

 

 

阪堺電車・阿倍野駅で、上り電車と下り電車。

同じラッピングの電車が並ぶ。

 

 

 

 

 

阿部野交差点近くに、昨年11月にオープンした鰻屋さん。

ここ、一度行ってみたい。

ご褒美に、鰻を食べてみたい。

 

 

 

 

 

「湯処 あべの橋」のオープン時間(15:00)に合わせて

ウォーキングを始めたから、日暮れも早い。

 

1月22日、1月2回目のウォーキング。

すっかりサボり癖がついてしまったようです。

 

あべの筋の歩道に、冬枯れのエノコログサ。

これもまた「乙なも」のです。

 

 

 


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ウォーキング(2025.0105 地蔵尊68・69)

2025年01月26日 | ウォーキング

 

今日のフォト。

2025年1月5日。

2025年の初ウォーキング。

通りすがりの公園の時計は午前8時。

 

ウォーキングをサボっているので

ブログが、追いついて来ました。(笑)

 

2024年9月10日から始めたウォーキングは

「我が町、再発見」を歩いて来ました。

 

地蔵尊巡りは、今日で68体目と69体目です。

まだまだ数えきれないくらいお地蔵さんはあるのですが

歩いて行くには無理のある距離で

それでもあれこれコースを検討しています。

 

69体ものお地蔵さんを拝んできて

すっかりお地蔵さんフェチになり

知らない街でお地蔵さんの祠が見えると

今ではドキドキ、嬉しくなります。

 

2025年1月5日=10340歩

万歩計の数値は、1日の歩数ではなく

ウォーキングの時だけのもの。

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

以前、ブログにもアップしたのですが

セメントの隙間から枝を出している「根性ヒイラギ」

白い花を咲かせています。

 

 

 

 

 

私立中学校・高等学校。

頑張る生徒さんたち。

 

 

 

 

 

地下鉄御堂筋線「昭和町駅前」

昭和町の交差点。

 

 

 

 

 

昭和町駅前の「なか卯」

私は、親子丼が大好き。

 

 

 

 

 

阿倍野区役所を通ると。

 

 

 

 

 

向かい側にマクドナルド。

 

 

 

 

 

右上=阪神高速松原線。

前の道路=天王寺パイパス。

 

 

 

 

三明町を東に入ると、地蔵尊の祠。

あびこ筋の道路の向こうにタワーマンション。

そしてその向こうに、あべのハルカス。

 

お地蔵さんの祠は

立派なコンクリートの上にあります。

 

 

 

 

「三明地蔵尊」

大阪市阿倍野区三明町1-13

 

祠の扉に修繕の跡が。

きれいな生花が供えられています。

 

 

 

 

 

大阪市立高等学校校庭。

 

 

 

 

 

「明美地蔵尊」

大阪市阿倍野区美章園1-5

 

 

 

 

 

祠の横に掲げられた立て札には

子安地蔵 家内安全

明美地蔵尊

交通安全 町内安全

と書かれています。

 

 

 

 

 

地蔵尊巡りをする時

閉まっている祠の扉を開けて、写真を撮ることは

滅多にしないのですが、このお地蔵さんは

扉を開けさせてもらって、撮影しました。

ありがとうございました。

 

お正月らしくお鏡餅が供えられていました(1月5日)

 

 

 

 

お茶が2つ供えられていたので、よく見ると

左端に、小さなお地蔵さんがいました。

小さなお地蔵さんにも、お餅が供えられていました。

 

小さなお地蔵さんは、大きなお地蔵さんに寄り添うように。

祠の扉を開けさせてもらい、拝顔できてよかったです。

ほのぼの温かい気持ちになりました。

 

さあ、帰ろう。

 

 

 

 

 

大阪市立高等学校。

 

帰りに少しだけ回り道したのは。

 

 

 

 

 

JR美章園駅でこの写真を撮りたかったから。

車掌さんが窓から顔を出しています。

 

 

 

 

 

あびこ筋を歩くと、ロイヤルホスト。

 

 

 

 

昭和町まで来ると、ミスタードーナツ。

 

 

 

 

 

すぐに車の少ない庚申街道に入る。

この日は、2025年初の日曜日。

まだ年末年始の9連休が続いるのか静か。

 

 

 

 

 

途中で見つけた冬の花。

「ウォーキング2025」が始まった。

頑張ろう。

 

 

 

 

誘惑の

なか卯 マクド

ロイホ ミスド

朝のテクテク

お腹グーグー

 

 

この日のウォーキングで撮った飲食店。

空腹で出発すると、「食」の誘惑がある。

 

 

 


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ウォーキング(2024.1211 伊東静雄文学碑・吉田兼好遺跡・地蔵尊67)

2025年01月24日 | ウォーキング

 

今日のフォト。

12月は、寒いけれど良いお天気が続きました。

空が、真っ青です。

2024年12月11日のウォーキングです。

 

12月のウォーキングは、2日間でした。

寒いのと、バタバタしていたのと

体調を労わってのウォーキング調整です。

それにしてもたった2日とは、呆れます。(笑)

 

この日も著名人の石碑を訪ねて

テクテクしました。

電車通りに出て、熊野街道を北へ歩く。

 

2024年12月11日=7117歩

万歩計の数値は、1日の歩数ではなく

ウォーキングの時だけのもの。

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

熊野街道には、こんな長くて細い抜け道があります。

地元人間でなければ、知らない道。

向こうで、阪堺電車が通過しています。

 

 

 

 

 

細くて長い道を抜けると

風車を付けてもらっている地蔵尊。

真っすぐ北へ進んで、東天下茶屋駅で西へ曲がる。

 

 

 

 

 

上写真=西を見る。

下写真=東を見る。

 

ここに「伊東静雄の文学碑」があります。

伊東静雄は、明治39年、長崎に生まれ

京都大学卒業後、旧住吉中学校の国語の教師として就職。

以来、戦後まで20数年、大阪で教師と詩作を歩みます。

 

 

 

 

静雄は、共立通に下宿したこともあり

丸山通、松虫通、聖天山付近が好きで

好んで散歩したという。

 

碑文にある「百千の」の詩は、

「文学界」の昭和15年12月号に発表されたもので

静雄34歳の時の作品。

 

 

 

 

昭和18年に刊行された詩集におさめられていて

簡潔で強く、円熟した作風を感じさせる詩と

高く評価されました。

 

静雄46歳の時、肺結核を発病し

短い生涯を閉じました。

 

参考文献

「もうちょっと知っとく? 私たちの阿倍野」

難波りんご著

 

 

 

 

伊東静雄文学碑から少し西へ行くと正圓寺参道。

 

 

 

 

 

「正圓寺地蔵尊」

大阪市阿倍野区松虫通3-2-32

 

鳥居の右側に地蔵尊があります。

ここは何度も通っているのに

なかなかこのお地蔵さんをアップ出来なくて。

 

 

 

 

 

徒然なるままに日暮しと詠み

徒然なるままに

楓(フウ)に添うて

 

 

鳥居の左側に、吉田兼好の遺跡があります。

紅葉の盛り、12月11日の美しい光景。

 

 

 

 

吉田兼好が、藁(わら)を打ったといわれる

「藁打石」は、「大聖歓喜天」の標碑(赤い蔦)の

台石として、今も残っています。

 

 

 

 

 

鳥居を潜って、階段のところに行くと見えました。

矢印が吉田兼好の「藁打石」です。

 

 

 

 

 

吉田兼好の歌碑。

「兼好の午睡さますな蝉しぐれ」

 

蔦が、赤いネックレスみたいで素敵です。

 

 

 

 

 

左=服部嵐雪の句碑

「兼好もむしろ織りけり花ざかり」

(兼好がむしろを織る姿を詠んだ)

 

右=吉田兼好の「徒然草」

 

左矢印・右矢印=兼好の徒然草

雑草が生い茂って、見えません。

 

 

 

 

草が枯れ始めた、2025年1月。

もう一度行って来ました。

奥に徒然草を刻んだ歌碑が、見えました。

 

つれづれなるままに

日暮らし 硯にむかひて

心にうつりゆくよしなごとを

そこはかとなく書きつくれば

あやしうこそものぐるほしけれ

 

参考文献

「もうちょっと知っとく? 私たちの阿倍野」

難波りんご著

 

 

 

 

さあ、帰ろう。

松虫通の歴史の散歩道のつたい石を歩いて。

左は、大阪市立中学校。

 

 

 

 

松虫交差点隣接の踏切。

 

 

 

 

 

2025年12月11日。

桜の葉は、すっかり落ちてしまいました。

 

12月は、体調管理に気を付けました。

でももっと歩かなければ、ダメですね。

 

阿部野にゆかりある人の歴史めぐりは楽しい。

次は何を目的に、テクテクしようかな。

 

 

 


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