今日のフォト。
「船場のひなめぐり2025」に行った時
美々卯で「ひな膳」をいただきました。
ワクワクするようなお料理です。
ひなまつりは、女の節句。
春らしい食材、旬の食材、縁起ものなど
思考を凝らした「ひな膳」でした。
写真は全て、スマホ撮り。
店内に入ると、お雛さまが飾ってあり
桃の花が生けられていました。
美々卯。
「卯」は、十二支の中のうさぎ。
店内のあちらこちらに、うさぎがいます。
うさぎは、可愛いです。
「船場のひなめぐり2025」の期間限定で
「ひな膳」を提供されます。
2月26日~3月中旬まで
1日20食限定。
先ず、六角形のお重が運ばれてきました。
六角形は、亀の甲羅に似ていることから
縁起物とされ、おめでたい時などに使われます。
蓋を開けると・・・
蛤の小鉢に、鯛のお造り。
蛤は、ひなまつりには欠かせないもの。
そして鯛は「めでたい」とされる。
だし巻き卵。
鰆(さわら)の西京漬け。
魚へんに「春」と書いて、「さわら」と読む。
春の訪れを知らせる。
筍(たけのこ)
成長が早く、真っすぐ伸びることから
縁起物とされます。
金柑の甘露煮。
金柑を「金冠」とかけ、黄金のような色から
富を象徴しています。
菜の花のサーモン巻き。
菜の花は春を告げる食材。
サーモン(鮭)は、川で生まれて海で育ち
海の過酷な環境で生き残ったものだけが
川に戻ってくる「出世魚」で、縁起物です。
ひし餅の蒲鉾。
桃色=厄を祓い、魔除けとなる。
白色=清浄、子孫繁栄。
緑色=健康や強い生命力。
お多福豆。
漢字は、多く福を持つ豆。
おめでたい名前です。
春を告げるほたるいか。
辛子みその上には、雛あられ。
ほたるいかの下には、春キャベツ。
春爛漫です。
ちらし寿司。
昔から、ひなまつりのお料理の定番として
「ちらし寿司」が作られました。
ちらし寿司なので、香の物は生姜の酢漬けです。
寿司は、「寿を司る」と書くことから
おめでたい席で、食べるようになりました。
ちらし寿司は、具だくさんで
「生涯、食べるのに困らないように」という
意味もあります。
ちらし寿司は見た目が華やかで
女の子の成長を願う、ひなまつりにぴったりです。
鰻ちらしでした。
鰻は「うなぎ上り」という言葉があるように
物事が上昇していく象徴で、縁起のよい魚とされる。
錦糸卵は「財宝がたまる」を意味します。
蕨(わらび)は、「のし」の代用として「わらびのし」を
慶事の贈答品に使われる縁起物。
木の芽は、山椒の若い芽をいい、3月~4月に採れる。
長い冬が終わりを告げ
春が来て、木の芽や虫たちが動き出す嬉しい便り。
汁物として、うどんか蕎麦が選べます。
美々卯は「うどんすき」が有名なお店。
私は「うどん」にしました。
うどん、蛤、桃の花型麩(ふ)
菜の花、春わかめ。
ひなまつりに蛤を使うのは
蛤の2枚の貝は、対のもの以外とは合わないことから
夫婦和合の象徴とされ、祝事に用いられます。
春うらら
吉兆彩り
ひなの膳
ルルル今日は
うれしいひなまつり
ひな膳は、お祝い膳らしく、あちらこちらに
「福や幸」の縁起物が、込められていました。
最後にデザートをいただきました。
苺、蜜柑、キウイ、ヨーグルトに、バジルを添えて。
ご馳走さま。
美味しかったです。
とても嬉しい気持ちになりました。
今日は、嬉しいひなまつり。
美々卯(みみう)本町店
大阪市中央区本町4-6-4
06-6261-7241
11:30~15:00
17:00~21:00
定休日 日曜 祝日