マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

東日本大震災から12年

2023年03月11日 | 私の想い



今日のフォト。 宮城県南三陸町です。
南三陸町は、かつてはこんな美しいところでした。


今日3月11日は、東日本大震災から12年。
私たちは、あの日を忘れてはいけない。






            









ここに1冊の本があります。


東日本大震災直後から、ツイッターで綴った「詩の礫」が
多くの人の共感を呼び、震災の意味を問いかけている
詩人・和合亮一さんと


甚大な被害をこうむった、南三陸町在住の
佐藤秀昭さんが撮ったふるさとの写真との
コラボレーションによる
写真詩集、「私とあなた ここに生まれて」


震災1年後の2012年3月、発行されました。
私は佐藤秀昭さんとは、以前よりブログ友で
この本を贈ってくださいました。









2011年3月11日 14時46分 地震発生。
写真撮影時間 15時28分54秒。


宮城県南三陸町、八幡川河口。
水門の左右の堤防が、破壊された。









震災1年後、2012年3月11日の私のブログに
東日本大震災のことを綴りたいと、佐藤秀昭さんに言うと


震災の時の写真を たくさんお借りすることができました。
そして佐藤秀昭さんは、写真を使って
ブログ掲載することを 承諾してくださいました。


以来、3月11日は、私にとって「震災を思う日」です。









誰も知らない
深い森の中で


私の足跡だけが
少しも消えずに
残っています


詩=和合亮一さん
写真=佐藤秀昭さん









震災前の写真
震災時の写真
震災後の写真


佐藤さんの南三陸町の写真は
美しく、哀しく、切なく、訴える。


佐藤さんのブログ。
「南三陸 海 山 川 !」










記憶に残して、震災を思う日。
この哀しいできごと、決して忘れてはいけない。









もう決めたこと
心が決まったこと


根を下ろし
枝を広げて
冬の凍てつく
空を持ち上げ
叫ぶような


決意の木に
その熱い頬を
押しあてよ


決意せよ


詩=和合亮一さん
写真=佐藤秀昭さん


下の写真は、佐藤さんが私に送ってくれたもの。
2011年4月に撮った写真。


私も今日は、想いを綴って。
三首、詠みました。









忘れまじ
3.11
爪の後
希望の桜
決意の桜




桜見て
心に決めて
歩み出す
生きていること
尊きことよ




薄紅の
ただ愛しくて
切なくて
2011年4月
桜は咲いた









東日本大震災から、12年。
私たちは、あの震災を風化させてはいけない。


犠牲者の方の ご冥福をお祈りいたします。
2023年3月11日







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