今日のフォト。 伊勢名物赤福の
6月の朔日餅は「麦手餅」です。
6月は、「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれ
麦刈や田植で、猫の手もかりたい季節。
田植えが終わった日、農家では
祝餅の「麦手餅」が振舞われました。
包装紙は麦色で、麦の絵が描かれていました。
麦畑の版画は、徳力富吉郎先生の作品です。
ふたを開けると・・・
麦手餅が6個。
麦粉も入っていました。
麦粉をまぶして、餅を食べると
更に香ばしさが増すようです。
餅麦粉が入った餅生地で
黒糖味の餡を包みこんでいます。
とても美味しいお餅です。
弁当箱
開いて食らう
麦手餅
棚田で祈る
五穀豊穣
毎月、朔日餅を食べられる幸せ。
赤福の餡子は、昔から変わらぬ素朴な甘さ。
300年以上続いた歴史に
懐かしささえ感じる餡子です。