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川中島バス「びんずる号」~長野駅=善光寺大門を専用車両で運行する100円バス

2007-02-13 | バス[甲信越]

一月ほど前にMAKIKYUは長野へ出向き、昨年末に運行開始したばかりの長野電鉄特急車両「ゆけむり」にも乗車して来たのですが、ゆけむり乗車前には長野市内で少々路線バスにも乗車しており、その一つが今日取り上げる「びんずる号」です。

このバスは長野市内で長電バスと共に路線バスを運行するアルピコグループの川中島バスが長野駅を起点に、有名な善光寺のすぐそばにある善光寺大門までの間を運行しているバスで、びんずる号は日野製中型(Rainbow RJ)の専用車両が用いられています。

びんずる号専用車両は同じ塗り分けながらも写真の紺色をはじめ、他に深緑色など幾つかのカラーバリエーションが存在し、これらは静岡県西部を運行する遠州鉄道から移籍した車両の様ですが、他の川中島バスを運行する車両と同様にドアチャイムが大阪市営バスでよく用いられている開閉時でチャイムが異なる特徴あるもの(MAKIKYUは大阪市営と川中島バス、それに大阪市営中古車両を除くと姫路市営バスでしか聞いた事がありません―他にこのドアチャイムを使用している事業者は幾つかあると思いますが…)に交換されているのが特徴です。

また車内はゆったりとしたハイバックシート(遠鉄の車両は結構グレードが高いです)が並び、かなり見栄えのする車両ですので古さを感じることはなく、むしろ一般路線にしてはハイグレードな車両ですので、長野駅~善光寺大門の様な短距離ではなく、もっと長距離を走る路線で使って欲しい気もします。(同タイプの車両で一般路線用もある様ですが…)

ちなみにびんずる号は長野駅=善光寺大門間を昼間15分毎に運行しており、概ね他の一般路線バス(善光寺大門以遠を発着)と交互に運行されていますが、このバスの運行区間は一般の路線バスも含めて100円運賃区間で運賃も割安ですので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も長野を訪問される機会がありましたら、善光寺へ行かれる際をはじめ、少々時間が空いて長野市内を視察する際にもオススメですので、是非このびんずる号に乗車されてみては如何でしょうか?