MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

今なお健在・東急8000系トップナンバー~MAKIKYUも先日姿を見かけましたが…

2007-08-21 | 鉄道[首都圏・私鉄等]

先日「MAKIKYUのページ」では東急東横線でを走る5050系の最新編成に関する記事を取り上げましたが、同線は京浜間を結ぶ各路線の中で「運賃が最も安い」「使用車両が高品質」という事で、MAKIKYUに限らず先日も記事でコメントを頂いた方をはじめ、京浜間の移動で同線をひいきとしている愛用者は多数居る様で、最近新型車5050系が多数導入されて更なるサービス改善に繋がっている事も、その評価を更に高める要因となっています。

ただ5050系の導入に伴って、つい数年前には主力の座を占めていた8000系は同線から激減し、同系に慣れ親しんできた方々からは大いに惜しまれており、旧塗装(ステンレス無地)編成さよなら運転の際にもかなりの盛況ぶりだった様ですが、現在東横線ではごく一部の編成がラッシュ時間帯などに運用されるのみで、何時東横線から全滅してもおかしくない状況となっています。

しかしながら東横線と共に8000系の活躍場となっている大井町線においては、こちらも他線からの転属車両によって8000系の玉突き廃車が進んでいるものの、今もなおトップナンバー編成を含む数本の8000系が活躍する姿が日常的に見られ、MAKIKYUが数日前に大岡山駅で目黒線の電車を待っている際にも、隣のホームに入線したトップナンバー編成の姿を見る事が出来ました。

MAKIKYUも大井町線の電車が入線する際に、まさかトップナンバー編成がやって来るとは思ってもいませんでしたので、ナンバーを見て慌てて撮影したのがこの記事の写真ですが、この編成はトップナンバーである事だけでなく、装いも通称「歌舞伎塗装」と呼ばれるド派手なものでなく、前面に赤帯が入っているとはいえ、見た目が割合原型に近くシンプルな同系の印象を保っている事で、更に注目を集め、人気の存在となっています。

とはいえ大井町線でも今後急行運転の本格化と、それに伴う新型車両の導入などが予定されており、この編成も経年などを考えると東急線上から退くのは時間の問題かと思いますが、東急線上から退いた後も既に多数の仲間(同系車)が第2の活躍をしている伊豆急行(首都圏からも割合気軽にアクセスできるのは魅力ですし、大都市圏輸送とは異なるリゾート路線における異色の活躍も面白いものです)やインドネシア(こちらは東急時代を超える混雑率の大都市圏輸送で使われている様ですが、遠過ぎてMAKIKYUはとても行けません)で第2の活躍となるのか否かも注目される所です。

また東急8000系に関して過去に取り上げた記事もありますので、興味のある方はこちらもあわせてご覧頂けると幸いです。

在りし日の東急8000系~この姿も今では…」(07年6月30日)
東急8000系~珍しい編成を偶然GET」(06年9月19日)