昨日MAKIKYUは小海線で最新鋭のハイブリッド気動車・キハE200形『こうみ』に乗車して来ましたが、この車両はただ新型車両というだけでなく、機構的な面で非常に特徴ある車両という事もあって大きく注目されており、その列車の車内も車両を宣伝する広告で埋め尽くされている状況で、更には宣伝専用のLCDモニター(もっと有効に活用して頂きたいものですが…)まで設置されている程でした。
また小海線の駅前には新型ハイブリッド車両導入を歓迎するのぼりが並び、駅構内の広告スペースには「ハイブリッドコーナー」と称するキハE200形に関する広告を集めたスペースまで設けられている程で、沿線の意気込みも相当なものに感じられました。
ここではそれらの広告などの幾つかを写真で取り上げ、その様子を少しでも感じて頂きたいと思いますので、興味のある方は今日公開したキハE200形気動車に関する記事と合わせてお楽しみ下さい。
先日「MAKIKYUのページ」では東涌を走るNLBバスに関して取り上げましたが、今日はその続編で、同社で活躍するISUZU製車両に関して取り上げたいと思います。
以前香港を走る九鐵巴士や九龍巴士の三菱AEROMIDIを取り上げた事があり、勘の鋭い方はそれなら他の日本メーカーの車両は…と思われた方も居られるかと思いますが、このNLBではISUZUのプレートを付けた車両が複数走っている姿を確認しており、写真の2台もそれらの一部です。
この車両は以前取り上げたAEROMIDI(左側通行で右ハンドル、行先も漢字標記という事もあり、これは日本で走ってもあまり違和感ない感じです)とは異なり、日本のISUZU製バスとは見た目が随分異なりますが、車体は日本の物とは別物で下回りだけISUZU製を用いている様で、中国でこの手のバスは香港以外に台湾省などでも走っている様です。
その下回りもMAKIKYUは形式などを確認していませんが、一方の写真のバスはエンジンがタイヤ間に設置されており、これはどう考えても日本で走っているISUZU製路線バスとは異なりますが、さすがに香港で実際とは異なるメーカーの名前を掲げている事は考え難く(東南アジアなどではよくある話の様ですが…)、日本国内を走っているバスとは別の仕様が存在している様です。
まあ香港からさほど離れていない広州にISUZUの工場があり、大陸本土内で「五十鈴」と表記されたトラックや観光バスが時折走っている事等を考えると、広州辺りで手がけた車両という可能性もありそうですが…
(MAKIKYUは詳細を知りませんが、もしご存知の方が居りましたらコメント頂けると幸いです)
昨日烏山駅を発着するJRバスに関して取り上げた記事を公開しましたが、3年程前にMAKIKYUが烏山駅を利用した際にも同社のバスを見かけており、今日はこの時に見かけた車両を取り上げたいと思います。
烏山では近年大幅に路線が削減され、かつては茂木へ抜ける便なども運行されていたものの、現在では馬頭へ向かう1路線のみとなっていますが、それどころか現在は烏山支店自体が宇都宮支店に統合される状況となっています。
写真は烏山支店が残存している頃に撮影した、烏山駅~馬頭間の路線で運用されているバスですが、通称大型ショートと呼ばれる9mという長さのバスは、大型車と中型車の中間に位置する大きさで、車幅は大型並みながらも下回りは中型ですが、この手のバスはどちらかというと少数派に属し、その上この車両はJRバス関東の旧塗装ですので、なかなか通好みな感じとなっています。
(旧塗装で行先表示がLEDというのも意外な感じですが…)
ちなみに現在烏山駅で発着するJRバスは、宇都宮市内で使用されている車両が共通で運用され、宇都宮~茂木間の路線で運用した後に烏山へ回送、そして烏山駅発着の路線で運用する形態となっている模様で、その関係で昨日取り上げたERGAの様な新型の都市型低床車両で運用される事もある様です。
(烏山駅発着路線の運行本数を考えると妥当な気もしますが、支店と路線の距離が随分離れており、またどう考えても烏山~馬頭の路線でERGAというのは意外な感じがしますが…)
ただ現在宇都宮支店の車両で運用され、運賃箱には3社共通バスカードのリーダーも取り付けられているとはいえ、烏山駅発着路線ではバスカードの使用は不可能な模様ですので要注意です。
先日MAKIKYUが北関東方面へ出向き、烏山線に乗車して烏山駅へ到着した後に乗車した那須烏山市営バスに関しては既に取り上げましたが、ローカルムードたっぷりの市営バス(旧烏山町営バス)が多数発着する烏山駅でも、JRバス関東による一般路線が1路線だけ存在しています。
この路線は烏山駅を基点に小川・馬頭方面(現・那珂川町)へ向かうもので、運行本数も7~8本程度、それも約半数は休日運休となりますので、利便性も決して高いとは言えませんが、大半の路線バスが通称80条バスと呼ばれる自治体運行バスになっている烏山周辺では、一番の幹線バスと言えます。
使用されている車両も、土地柄を考えれば中型程度でも充分な気がしますが、先日MAKIKYUが見た限りでは大型路線車が使用されていまして、それも中には栃木県内の路線バスでは県都・宇都宮でも決して数が多いとはいえないERGA(いすゞ製の新型大型路線車・ただ写真の車両はV型8気筒エンジン装備車の様ですので、最新鋭ではありません)の低床ワンステップ車も走っており、この車両が烏山駅に出没した姿を見た時には随分驚かされたものですが、現在この路線で使用されている車両は宇都宮市内を走る車両と共通になっている模様です。
(追記)8月7日付けで(2)として3年程前に撮影した同路線のバスに関して取り上げるとともに補足を行い、この記事を一部修正しています。
昨日「MAKIKYUのページ」では、烏山駅~高部車庫間を走る那須烏山市営バスに関して取り上げましたが、今日は3日に高部車庫で乗り継ぎ、(常陸)大宮駅へ向かう際に乗車した茨城交通の路線バスに関して取り上げたいと思います。
この路線は常陸大宮市の中心部に位置するJR水郡線常陸大宮駅と、旧美和村の役場(現在の美和庁舎)そばに位置する高部車庫間を結ぶ路線で、長沢経由と上小瀬経由の2ルートが設定されており、現在は常陸大宮市内のみを走る路線となっています。
長沢経由の路線は途中玉川駅前(玉川村駅の近くにあるバス停の名称です)も経由しますので、JR線との乗り継ぎにはこちらも活用できますが、運行本数は両ルートあわせても1桁という状況ですので、予め時刻を調べておかないと乗車は少々厳しい状況ですし、また1月1日~3日までの間は全便運休となる点も要注意です。
また高部車庫から更に西へ向かい、栃木県那須烏山市との境界に近い塙まで向かう便(高部車庫以西は那須烏山市営バスと同ルート)も1往復だけ設定されている事や、大宮の市街地を除く大半の区間が自由乗降区間となっているのも特徴で、使用車両も道路事情(所々にすれ違い困難な箇所が存在します)や乗客数の関係もあって、専ら中型車が用いられている様です。
ちなみにMAKIKYUが乗車した際は写真の日野製中型車が使用されており、すれ違ったこの系統のバスも同形車が用いられていましたが、旧式のフィンガーシフトに板張りの床という組み合わせの昭和(この車両は62年製で、既に製造から20年が経過しています)のバスは大都市圏では既に乗車できない車両(この車両も大都市圏からの移籍車両ですが…)ですし、長閑な風景の中を走るバスの旅は利便性は決して良いとは言えないものの、烏山~常陸大宮間を路線バス乗り継ぎで移動するのもなかなか面白いものでした。
ただ運賃はこのバスに40分程度乗車して890円(那須烏山市営バスは烏山駅~高部車庫間で700円・またこのバスも玉川駅前で下車すると運賃が多少安くなります)でしたので、市内路線バスとしては決して安い運賃とは言えませんが、ローカルバスに揺られるのが好きな方であれば、青春18きっぷでの汽車旅に加えて別料金で乗車するだけの価値は充分にあると感じます。
あと余談ですが、茨城交通では1000円のセット回数券を車内でも発売しており、これは1150円分使用可能で他社に比べて割引率が高めに設定されている事は有難く、また同社の路線バスは水戸周辺で多数走っており、回数券の使い勝手も割合良好ですので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様もこのバスに乗車される機会がありましたら、回数券の利用を検討される価値があるかと思います。
これは「関東・栃木レモン」と書かれた紙パック入りの乳飲料で、栃木以外ではあまり売られていない模様(少なくともMAKIKYUは日常見かける事はありません)ですが、レモンと名乗って色は黄色くなっていながらも無果汁の様で、味はイチゴミルクの様に非常に甘い代物です。
MAKIKYUはこれをJR宇都宮駅近くのセブンイレブンで入手(駅構内のNEW DAYSでは見かけませんでした)し、写真の200ml入りミニパック(78)と、500mlパック(126:他の同じ大きさの飲料に比べてやや割高です)の2種類(他にもあるのでしょうか?)を見かけましたが、とりあえず一つ試飲してみようというのでしたら、割安なミニパックで充分かと思います。
栃木県にお住まいの方や、この方面によく行かれる方などは既にご存知かと思いますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様で近い内に栃木方面へ行かれる予定のある方は、是非一度試されてみては如何でしょうか?
昨日MAKIKYUが青春18きっぷで北関東方面へ出向いた際には、烏山線・水郡線という2つのJR非電化ローカル線に乗車したのですが、烏山線の終点・烏山~水郡線の常陸大宮間はローカルバスを乗り継いで移動しまして、その内栃木・茨城の県境を越える際に乗車したバスが、今日取り上げる那須烏山市営バス・烏山駅=高部車庫線です。
烏山駅は一般の路線バスとなると、小川・藤沢方面へ向かうJRバスの路線が1路線設定されているだけですが、その代わり通称80条バスと呼ばれる自治体運営の白ナンバー路線バス(白ナンバーは本来自家用で用いられており、一般の路線バスは営業用の緑ナンバーを付けていますので、これは過疎地の自治体に認められている特例です)が複数運行されており、その一つが高部車庫へ向かう路線です。
那須烏山市営バスで使用されている車両は、行先表記などがなければ本当に自家用バスかと錯覚させられそうなマイクロバスが多数使用されている中で、この路線で使用されている車両は中型のハイバックシートが並ぶ車両が使用されていますので、他の市営バス路線に比べて使用車両が高級な感がありますが、この路線は隣接自治体とはいえ県境を越えて茨城県常陸大宮市へ乗り入れるという点でも際立っており、これも栃木県内で路線が完結する市営バス他路線とは異なる大きな特徴となっています。
また那須烏山市営バスの中で他の自治体に跨る路線は、那須烏山市だけでなく他の運行自治体名も連名で表記されているのが大きな特徴で、烏山駅=高部車庫の路線で使用される中型車の場合も、側面に「那須烏山市」と「常陸大宮市」の名前が表記され、前面にも「市営バス」という表記がありますが、3年程前にこの車両を見かけた際には前面に「町営バス」という表記があり、側面の自治体名も「烏山町」「美和村」でしたので、近年この一体で大規模に行われた市町村合併の凄まじさを感じさせられます。
ただ車両の表記こそ新自治体名に改められ、事業者も烏山町から那須烏山市に変わっているものの、車内放送のテープ(音声合成装置ではありませんでした)アナウンスでは「烏山町営バス」と案内されており、こんな所に旧烏山町の面影が残っているのは意外でした。
ちなみにこの路線の終点・高部車庫では常陸大宮へ向かう茨城交通の路線バスに乗り継ぐ事が可能で、MAKIKYUも市営バス乗車の後にこちらへ乗り継ぎましたが、運行本数は烏山駅=高部車庫間が5.5往復、高部車庫=常陸大宮駅間もそれより若干本数が多い程度(それも正月3が日は全面運休です)で、それも相互の接続を意識したダイヤではありませんので、待ち時間が殆どない状態で乗り継ぎ可能なダイヤは極僅かで、実際に烏山~常陸大宮を乗り通せるダイヤは、1時間程度の待ち時間で乗り継げるダイヤを含めても指の数で足りてしまう状況ですので、この記事を見て乗車したいと思われた方は、事前に入念な下調べをされた方が良いかと思います。
あと烏山からは他に真岡鐵道市塙駅へ向かう市営バスも運行されており、こちらも途中の芳賀黒田で茂木町営バスに乗り継ぐ事で茂木へ抜ける事が出来ますので、複数の非電化ローカル線の旅を楽しみつつローカルバスの旅も楽しみたいという方は、このルートも試されると面白いかと思いますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も烏山線に乗車される機会がありましたら、是非烏山駅を発着する那須烏山市営バスにも乗車されてみては如何でしょうか?
写真は昨日乗車した際の烏山駅=高部車庫間を走る那須烏山市営バスと、3年程前に撮影した烏山町営バスで、同一車両ですが車両の表記に注目です。
今日MAKIKYUは青春18きっぷの1回目(今後も色々使う予定ですが、今回はまとまった時間が確保できそうにない状況ですので、近場ばかりになりそうです)を使用して北関東方面に出向き、非電化路線にも2路線乗車しましたが、その一つが水戸~安積永盛(郡山の一つ手前にある駅です)を結ぶ水郡線で、この路線には今年になってから3扉ステンレス製車体が特徴の最新型気動車・キハE130系列が導入されています。
このキハE130系列は両運転台のキハE130形と、片運転台のキハE131・132形の2タイプが存在し、先に営業運行を開始した前者はMAKIKYUも1月に水郡線を利用した際に乗車し、「MAKIKYUのページ」でも取り上げていますが、片運転台のキハE131・132形には今日初めて乗車しましたので、この機会に同車に関して取り上げたいと思います。
(ちなみに以前、キハE130形に関して取り上げた記事はこちらをクリック)
この車両のデザインや性能などはキハE130形と同一で、違いは片運転台である事の他に、運転台のない車端部に座席が設けられている事と、2両1ユニットで固定編成を組む事もあって、やたらと大きな空間を割いている車椅子対応トイレが片方の車両のみに設けられている事が特徴で、着席定員の少なさと、2両以上で運行した際のデッドスペースの多さというキハE130形の大きな難点が随分改善されています。
またキハE130形とE131・132形は同じ路線を走る同系列で、設備的にも同等であるにも関わらず、両者で側面窓下に大きく貼られているカラーテープの色が異なっており、前者は赤、後者はエメラルドグリーンとなっているのも異例ですが、MAKIKYUの個人的な印象としては、前者はけばけばしい印象が強い気がするのに対し、後者は鮮やかながらも爽やかな気がしますので、編成美や統一性を考えると後者の塗装で統一した方が良かったのではと感じてしまいます。
(まあこれは好みの問題でしょうが…)
あと現在水郡線ではキハE130系列の導入が進行している段階で、まだ既存のキハ110系列も走っている状況ですが、近い内に水郡線の車両はキハE130系列で統一される見込みですので、110系列との併結シーンを見られるのは今の内で、写真も後ろの1両はキハ110形です。
ちなみに今日は水戸で花火大会や祭りが開催された影響で水郡線も随分混み合っており、所定の編成に加えて増結された列車も散見される状況でしたが、キハ130系列とキハ110系列が併結した列車での両者の乗降性は歴然としており、この点では新鋭キハE130系列は大いに効力を発揮(これがラッシュ時などに混雑による遅延が常態化していた水郡線への投入理由になっているのですが…)していましたが、座席の座り心地はキハ110系列の方が良好な気もしますので、どちらが良いか判断するのは難しい所で、評価は大きく分かれそうです。
昨日「MAKIKYUのページ」では、香港・ランタオ島の東湧地鐵站近くを走る龍運巴士に関して取り上げましたが、東湧を発着する路線バスはNLB(新大嶼山巴士)と呼ばれる事業者のバスが多数派を占めており、NLBのバスは機場(空港)行きをはじめ、ランタオ島内のローカル路線などが多数発着しています。
このNLBバスで特徴的な事としては、香港では香港島や九龍、新界といった地域で一般的な2階建て車両ではなく、平屋のバスばかりを用いている事が挙げられ、日本の感覚ではこれがむしろ当たり前ですが、「香港のバスと言えば2階建て」という印象を持たれている方には、意外に感じられるかもしれません。
MAKIKYUが丁度1年程前に東湧を訪れた際には、時間の関係で地鐵を折り返し乗車しただけで、NLBのバスには全く乗車できていないのですが、幾つか撮影した車両の一つが写真のMAN製ノンステップ車で、この車両は香港ではNLB以外でも活躍していますが、MAKIKYUは何度か目にしているものの乗車した事はなく、機会があれば是非乗車してみたいと思っている車両の一つです。
NLBには他にも香港ではあまり見かけないタイプの車両が色々走っており、これも追って取り上げたいと思います。
写真のDENNIS製2階建て車両はデザイン的にも悪くないバスですが、香港では他の会社でも大手(九巴・新巴など)をはじめ、九鐵巴士などでも走っており、香港の至る所で見かけますので、やや面白みには欠けるかもしれません。
ちなみに写真はランタオ島にある地鉄の終点・東涌站の近くで撮影したモノですが、ここは東アジア一物価が高い某島国首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)をも凌ぐ余りに高額な運賃を平然とぶん取るAIRPORT EXPRESSを除くと機場(空港)に最も近い駅で、機場へ向かうバスをはじめ、ランタオ島内を走る多数の路線バスの起点にもなっています。
写真のE31路は機場発着ではありませんが、東涌~機場間は距離的にも近く、路線バスも龍運をはじめ数社のバスが頻発しており運賃も割安ですので、香港入出境は専ら陸路(まだMAKIKYUの香港訪問は1回だけですが…)のMAKIKYUには無縁の話ですが、香港へ(から)飛ぶ(飛行機に搭乗する)方で機場~香港中心部を移動される方は、東涌で地鉄乗り継ぎという方法は結構利用価値があるかと思います。
この東涌では、香港の他地域では見られないバスも色々走っていまして…それらも含め、香港のバスに関してもまだまだ取り上げていない記事がありますので、その内取り上げたいと思います。
(他にも取り上げたい記事は色々ありますので、いつになるか分かりませんが…)