豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

佐賀旅行(その2)唐津~伊万里・有田

2023年04月23日 | あれこれ
 
 佐賀旅行第2日目(4月19日水曜日)は、唐津を出発して、伊万里、有田、武雄温泉を経て、嬉野温泉を目ざす。

 まずは宿泊した唐津シーサイドホテルの全景。清潔で居心地のよい室内だった。
   

 部屋は唐津湾に臨み、窓からは遠くまで砂浜が続く風景が見える。その浜辺で2羽のカラスが羽を休めていた。「唐津のカラス」である。
   

 夕べの夕食は写真を撮るのを忘れてしまった。朝食に付いていた佐賀牛が、分量は少しだけれど美味しかった。
   

 唐津駅から伊万里に向かうJR筑肥線が12時08分までないので、チェックアウト時間の11時までホテルの周辺を散歩してまわる。
 虹の松原は、昨日唐津城からも眺め、ホテルの部屋からも眺めたが、今朝はその中の小径を散策する。中に入ってしまえば、どこまでも続くただの松林である。
   

 11時すぎ、ホテル前のバス停から路線バスに乗って駅に向かう。冒頭の写真は車窓から眺めた唐津城。これも今日で見納めである。昨日は疲れて立ち寄らなかった唐津神社の前を通る。一礼。
 唐津駅に到着。出発まで30分以上あったので、駅前を歩く。
 駅前のメインストリートを突き当たりまで行くと、右手に石垣があって、左手には唐津市役所がある。新しい建物である(下の写真)。
   
 
 途中に、古くはなさそうだがクラシックな様式の建物がある。佐賀銀行唐津支店だった。10年近く前にイギリスのシェフィールドを旅行した際には、銀行と市役所がいずれもクラシックで雰囲気のある建物だったのを思い出した。
   

 駅前には唐津曳山の大きな像が建っていて、通り沿いの歩道には小さな曳子の像が飾ってあった。唐津の名物「唐津くんち」の関連なのだろう。
   
   

 12時近くなったので、ホームに入る。改札が無人だったのでPASUMOをかざして入ったのだが、ホームに向かう階段に「伊万里方面はカードでの入場はできません」という掲示があるではないか! ホームに運転士と駅員らしき人物がいたので尋ねると、もう一度外に出て切符を購入してくれと言う。
 しかも切符の自販機もカードは使えない。伊万里、有田でも同様だった。交通系のカードが使えないのは困ったものである。久しぶりに小銭がジャラジャラとポケットにたまってゆく。
   
 
 12時08分唐津駅発、JR筑肥線で山間を走ること約1時間、12時57分に伊万里駅に到着。
   
   
 
 残念ながら、伊万里駅前には伊万里焼にかかわるものは何もなかった。焼物はもっと山深いところにあるのだろう。有田へ向かう電車まで30分しかないので、駅周辺を歩いて時間をつぶす。
 有田へ向かう松浦鉄道(西九州線)伊万里駅は、唐津から乗ってきたJR筑肥線の伊万里駅とは大通りを挟んだ反対側にある。道路をまたぐ横断橋から伊万里の町を眺める。
 
 駅前に大きな書店が見えた。元出版社員としては、旅先で駅前に本屋がある町に出会うと嬉しくなる。小淵沢、青森などの駅前書店が印象に残っている。
 
 14時29分、伊万里発の電車で有田に向かう。所要時間は約20分で有田駅着。
   
 
 有田駅前にも、有田焼に関わる建物などはない。寂しい街並みである。ぶらぶら歩くと、川に架かった橋の欄干の擬宝珠(ぎぼし)が有田焼でできていた。有田駅前で出会った唯一の有田焼。

   
 
 もっと向うの山の方角に有田焼会館だったかの看板が見えたが、次の電車が30分後に発車だったのでスルー。橋のたもとのコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い、駅に戻ってベンチで食べる。小津安二郎「東京物語」の笠智衆と東山千栄子夫婦である。
 14時29分伊万里発JR佐世保線で武雄温泉駅に向かう。
   

 武雄温泉から、この日の目的地、嬉野温泉までのことはまた改めて。

 2023年4月23日 記

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