チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

郵便受け

2010年08月28日 | 香港
晴れ、27度、87%


 香港九龍の北、西貢の山の中を歩いていたとき、見かけた郵便受け。
Y字の道の分かれ目に立っていた。道の先を見ると小さな集落がある。
こんな山の中、どんな仕事をしている人たちが住んでいるのか?


     

郵便受けに書かれた数の家の手紙がここに届けられる。

ポストはどんな天気のときも外に立っていて、大事な手紙を受け付けてくれる。
ところが、その嬉しかったり悲しかったりする手紙をわたしたちが受け取る、郵便受けは
なんとも味気ない代物ばかり。
たとえば今の我が家はグランドフロアーに、120以上の小さな口があるもの。

この村の郵便受けのような、存在感がない。

ここを通ったのは、3時ごろだったが山間なので、日が沈み始めた頃のようだった。

この風景とここに流れる空気とがいまだに忘れられない。

そして、この2枚の写真を見ながら、もしかしたらこれは、ポストの役目もしているのではないかと思っている。配達に来た郵便屋さんが、そこに入っている手紙を集めていく、
そんな情景が胸をよぎる。
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床屋事情 香港

2010年08月27日 | 香港
晴れ、27度、87%


 我が家の、一年間の髪を切るのにかかる費用は、

家人が、200ドルの15回で3000ドル。
わたしが、160ドルの6回で960ドル。
モモが270ドルの5回で1350ドル。

 家人は、繁華街の床屋さん、わたしは近くの床屋さん。
今、日本でも、美容院に男性も染めたり、パーマをかけたりで行くようだが、香港では基本的に
男性も女性も一緒。

家人など、夕方に行くとこれからお仕事という、きれいなお姉さん方に混じって髪を切ってもらうらしい。
私の行く床屋さんでは、朝食を持ち込んで食べながら切ってもらう男性客と一緒になることもある。

床屋や美容院に資格が要らないと聞いたことがある。そのせいか、小さな路地でいす2つだけのこの床屋のようなところがある。

     

 以前は、歩道橋の下や、山道の東屋で青空床屋があった。最近はすっかり見られない。
天気のいい日に、外で髪を切ってもらう.その周りにはほんとにのんびりした空気が流れていた。きっと、田舎に行けばまだあるかもしれない。あののんびりした空気を見つけに涼しくなったら、遠出しよう。
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香港の赤いポスト

2010年08月21日 | 香港

晴れ、30度、71%


 今、香港には赤いポストはない。中国本土と同じ緑。
ここに出てくるポストたちは、1997年中国返還前のもの。
どのポストにもエリザベス2世のマークが入っている。それも幾種類かある。

形もその意匠もとても興味深かった。

   

  

 

 

すべてのポストを、緑のものに変えるのに3年近くかかったように聞いている。
かなりの費用もかかったらしい。その過程、赤のポストが緑に塗られている時期があった。
とても寂しかった。

今の緑のものは、あまりにもそっけないポスト。

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甜品  ツバメの巣

2010年08月17日 | 香港
晴れ、26度、90%


 カオルンサイドの新しくできたビルの30階、広東料理の店で。
食事が終わって、甜品(ティンパン、と読みデザートのこと)を頼む。
皆さんツバメの巣。

   

 これが、一人分。たっぷり300ccはあるツバメの巣とココナッツミルク。
お好きに混ぜてどうぞとのこと。   一口食べるととてもおいしい、しかもツバメの巣。

  

 食べあげてしまいました。   満足、を越して食べすぎ。
次の朝、何も食べれません。

 後で家人にいくらだったかを聞いてびっくり。
 一人分のお値段、$450(5000円ほど)。

いつもこんな贅沢をしているわけではありません、お客様があったので。
どうかお間違いないよう。
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香港 お豆腐やさん

2010年08月16日 | 香港
小雨、26度、88%

 いつも行く市場のお豆腐やさん。

もやしはお豆腐やさんで売っている。  

 
 
手前は、ひげねと豆を取ったもの。奥は普通のもやし。驚くくらい新鮮で折るとポキット音がする。そしてしっかり、もやしの香り。

 

お豆腐は、三種類ほど。奥が硬豆腐、手前が柔らかい豆腐。

 

これは、一番柔らかな豆腐。

 

奥のさいころ型が、厚揚げ。手前のは、干豆腐に五香で香りをつけたもの。奥の白いのは、普通の干豆腐。

 

形の違う、薄揚げ2種。

   
ぶら下がっているのは、グルテンを揚げたもの。
届いたばかりの豆腐は、温かで昼前には売り切ってしまう。
湯葉、豆乳を置いている店もある。  

わたしは硬豆腐の一番角を買う。 豆腐のにおいがぎゅうっと詰まっている。
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香港 ミニバス

2010年08月14日 | 香港
晴れ、29度、88%

 香港には、二階建てバスのほかに、16人乗りのミニバスがある。

 ミニバスは赤と緑の二種類。大きな違いは無いけれど、緑のほうがより住民密着型。
地下鉄の駅や大きなバスターミナルから遠く離れたところまで運んでくれるのが緑のミニバス。


     

 ミニバスは便利だが、乗るのに少々勇気がいる。
まず、手を揚げて停めなくてはならない。緑はバス停らしきところでしかお客を乗せないが、
赤はイエローライン以外なら止まってくれる。
料金は乗るときに払い、バスのフロントガラスに料金は表示されている。

降りるときが問題で、自分が降りたいところで降ろしてくれ、と運転手に言わなくてはならない。
たとえば、次の曲がり角、とかガソリンスタンドの前でとか。

16人が定員なので、満席のときは手を揚げても停まってくれない。乗っているほうは
そのぶん早く目的地に行くことができる。

赤バスは、乗客がいないとき運転手とどこまで行きたいけど幾らかと、交渉して折り合いが付けば、貸し切りミニバスになってくれる。人数が多くてタクシーに分乗するよりは、安上がり。


  以前は、(朋友料金)というのがあった。友達というほどでなくても、運転手と顔見知りだと
乗る時運転手が、要らないよと手を振ってくれる 。わたしも随分お世話になった。のんびりした話。


 香港島を東西に走るこのバス、
行き先が(大丸)のまま。12年前に閉店した大丸。いまだに香港人には、大丸は馴染み深いもののようだ。
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二階建てバス

2010年08月12日 | 香港
曇り、28度、86%

 イギリスの統治下だった香港は、二階建てバスが公共交通の要だ。
 4つのバス会社があり、それぞれの会社によってバスの色が違う。
 香港島、九龍の市街地ではほとんどが空調の効いたバスが見られる。
 ところが田舎のほうに行くと、いまだに空調の付いていない二階建てバスが通っている。

 空調が付き始めたのは、15年ほど前から。
 空調付いていない二階建てバスの二階の最前の席、これほどスリルのあるところは無い。
 窓を開けていれば、街路樹の枝は入ってくるし、二階なので揺れも大きく
 風も気持ちよく感じる。

      

  まだ、空調など無い頃、二階の席に乗っていると、下から運転手さんの声。
 何を言っているか分らないわたし。ところが、周りの人が皆急に窓を開け始めた。
外は少し雨が降っている。どうしたことか分らないまま、帰宅。
家に帰ると台風が近づき、シグナルが出ていた。
後に、バスの乗客の心得なるものを読むと、台風のときは、風の影響を受けないようにするために、二階席の窓は全開にするようにとあった。

  今の空調就きは、窓が開かない。だから、台風シグナルが出ると、坂を上がる路線のバスは、坂の前で終点となる。我が家など、そこから歩いて帰らなくてはならない。
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豆屋の猫

2010年07月26日 | 香港
晴れ、28度、85%

香港島のセントラルから西に行ったところが上環。ここにはたくさんの問屋さんがある。
ふかひれ、海鼠、朝鮮人参、などなど。その一軒が豆の問屋さん。
この前を通るといつも看板娘宜しく猫が昼寝をしてる。
 
この店は、卸やさんなので小売をしてくれなかった。だからお店の人と話すこともなく
ほんとのところネコさん、オスかメスか分らない。

 
いつ通ってもまめさんと仲良く昼寝中。ところが先日通った時は、姿が見えない。
そして卸し専門だった店が小売もしてくれるようになっていた。今度通るとき、豆を買いに店に入ってみよう。

    
この猫は、果物屋さんの猫。首に鎖をつけている。
夜間は一人で、店にいるからだろう。香港に来て初めて猫が鎖につながれているのを見た。
ちょっと哀れ。でも鎖につないで散歩させるわけではない。
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おまけのねぎ

2010年07月25日 | 香港
晴れ、27度、93%

世界一長いエスカレーターを下って市場に買い物に行く。
今日は八百屋が目的。20年来の付き合いの八百屋。


ここは、ランカイフォンやソーフォーのレストランに卸しているだけに、世界中の野菜が集まる。
野菜を買って、世界一長いエスカレーターで家に帰る。

今日の買い物は、
オランダのトマト、アメリカのサラダ菜、タイのオクラ。
地元のパグ犬モモ用サラダ菜、きゅうり、なす、絹さや、たまねぎにピーマン。そして上海から来た枝豆。
閉めて、80$。約1000円なり。

 そして最後に、これ。
 
普通のこねぎ。これはおまけです。もちろん売り物ですが、香港では葉物を買うと、こねぎをおまけでくれます。二株ほど。  私は、長い付き合いなので、いつもこの通りどっさり。
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台風シグナル

2010年07月22日 | 香港
雨、28度、92%、シグナル3

香港のは今年2つ目の台風がやってきた。日本のように何号とは呼ばず、ハリケーンのように主に女性の名前で呼ばれる。

台風が発生して、香港に近づくとその香港までの距離や大きさで、警戒のシグナルが出る。
テレビ画面の隅に表示されたり、ビルの入り口にも掲示板が出る。上は昨日の朝のシグナル1。
     
そして、昨日夕方のシグナル3.いずれもテレビの画面。

シグナル1、やや危険度が増してシグナル3。次がシグナル8となり、これが出ると公共の交通機関は、止まることになる。役所も、銀行やスーパー、デパート、学校もすべて閉まる。
このときばかりは、香港の町が静かになる。
シグナル9、シグナル10となると、かなり状況が悪化する。
ただシグナル10は、私がいる20数年のうちまだ3回だけ。

街路樹は軒並み同じ方向になぎ倒され、40階を越えるビルの窓ガラスが割れて、道に落ちてくる。この大きさの台風の後は、山も姿を変えてしまう。こうなると悲惨だ。

シグナル8以上は、基本的には外出をしないほうがいいわけだ。道に張り出した看板はちぎれそうに揺れていたりする。
シグナル8のとき、家人と町を歩いたことがある。我が家が19階にあって、どう見ても電気シェードが揺れている。家にいるよりはと思い外に出た。
人は確かに少ないが、個人の店、食べ物屋は開いている。家族でやっている店なのだろう。
焼きたてのパンを買って、そそくさと戻った。

今回は、シグナル3で治まりそう。
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