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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

薬の引き算

2015年02月10日 | 日々のこと

晴れ、12度、76%

 義父母は、毎日たくさんの薬を飲みます。かかりつけのお医者さんに処方してもらった薬ですが、年々その量が多くなって行きます。持病もあれば、その時々の体調不良もあるでしょう。主人も医者処方の薬の他に、サプリメントと言われるものを数多く飲んでいます。知人の女性は、サプリメントを7種類、一日何10粒も飲んでいると言います。

 私が薬、市販の薬も医者処方の薬も含めてちょっと考えるようになったのは、10年程前の事です。主人の実家に医者処方の風邪薬がたくさん残っていました。義父母のために処方されたものです。義母がよく効くから持って行きなさい、というので家に持ち帰っていました。我が家のも最小限の市販の常備薬はあります。日本から買って帰る、パブロンや正露丸などです。朝起きて、おや?風邪かなと思ったことがありました。いつもなら香港の市販の眠くならないペナトールを予防に飲むのですが、義母からもらった風邪薬が気になります。義母に電話をして眠くなるかどうか尋ねました。眠くならないとおっしゃいます。朝ですし、車で出かける用事もありました。食後に、一袋飲みました。錠剤なら、ネットで調べるのですが、粉末の何が調合されているか分からない薬でした。車で出かけたのはよかったのですが、昼前にクラッと眠くなりました。これはいけないと、運転してすぐに家に帰りました。そのままベットでどの位寝たでしょうか。仕事をしていたときですので、夕方には仕事に出かけましたが、眠気がとれません。翌日もなんだかフラフラしています。風邪どころか、このフラフラと気分の悪さで参ってしまいました。年寄りに処方された薬です。義父母より若い私が、こんなに気持ち悪いのはおかしいと、もう一度、義母に電話で風邪薬の事を訪ねました。よく効くし眠くならないと言います。

 毎日たくさんの薬を飲んでいる人と、薬を殆ど飲まない人では、体の反応も違うはずです。この風邪薬、私には合いません。そこで、もったいないけれど全部捨てました。2年程前までは、市販の総合ビタミン剤とアリナミンを毎日欠かさずに飲んでいました。まだ仕事をしていた頃で、肩こりが気になっていました。PCに向かう時間もかなり長く、朝起きると目が真っ赤です。ですから、目薬も欠かしませんでした。持病もありません。滅多に頭痛もありません。市販の薬は、これだけでした。

 薬は体に入れるものです。体を作るものではありません。毎日続けて来た薬を止める事は、不安が過ります。アリナミンも目薬も日本のものですから、日本に帰った時にしか手に入りません。でも、思い切って、目薬とアリナミンを止めて1年以上がたちます。今はアメリカ製のビタミン剤一粒だけを毎日取っています。止めても、体調に変化はありませんでした。昨年末からチクチクをしている間も、肩こりがひどくなるかと心配しましたが、座りっ放しでも肩腰共に異常が出ませんでした。

 これからは、加齢とともに病気による薬の処方を受ける事も出て来ると思います。その前に、自分の体の力で体を維持できるように調えたいと思います。薬の引き算が出来るのは、今しかないなと思いました。これからは薬の足し算になるばかりの瀬戸際の年齢です。この3月で58歳を迎えます。

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