チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

教え子が訪ねてくれました。

2021年11月29日 03時55分42秒 | 日々のこと

晴、7度、64%

 香港で23年、家庭教師をしていました。日本に受験する子、ニュージーランド、オーストラリアに留学する子、多種の受験をサポートしました。仕事を辞めて7年経ちまます。教え子たちは既に父母になった子もいます。顔を思い出しながら教え子の数を数えますがいつも人数が違います。100人ぐらいです。家庭教師ですので、ご家族とのお付き合いもありました。成人した子供達から時折メールが飛び込んで来たり、いまだにお付き合いさせていただいているお母さんもいます。

 コロナの最初の緊急事態宣言が出る直前でした。パイロットになった教え子が福岡に飛ぶので会いたいと言って来てくれました。ところが緊急事態宣言で取りやめ、1年半ぶりに会うことができました。フライトとフライトの間の短い時間です。国内旅行は徐々に平常を取り戻しつつあります。

 我が家に迎えました。この子は事ある毎に訪ねて来てくれるひとりです。中学1年の途中から高校受験まで勉強をみました。日本の高校に3年通いました。その後、カナダの大学受験を決め再び私のサポートを求めて来ました。ご両親はまだ香港在住でした。カナダからアメリカに移りその度に顔を見せてくれました。フリーのパイロットから日本の航空会社に勤めはじめて初めての再会です。ご家族の近況を尋ねたり、仕事の話が続きます。

 私の作ったお昼ご飯を昔のように美味しそうにパクパクと食べてくれます。フライト前ですのでラムレーズンの入ったお菓子ですら厳禁です。食後はお茶とクッキーで。無案内な福岡ですので私が送り迎えしました。3時間ほどでしたが、楽しい時間を過ごしました。

  家に戻り食器を洗いながら思います。教え子たちは私の人生の大事な宝物です。家族との幸せとは違った喜びを与えてくれます。年齢的に仕事が忙しい、子育ての真っ最中という年代、しかもコロナの影響がありました。思うように会うことはできません。心からふつふつと幸せを感じながら、またひとりひとりの子供たちの顔を思い出していました。私の23年の時間を共有してくれた宝物です。

コメント (2)
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