晴、3度、60%
主人が帰国早々、大分県津久見市の会社を仕事で訪問すると言います。月曜日の午前中訪問予定、福岡から出るとなると早朝です。そこで別府泊まりで向かうことにしました。私も一緒に別府においでというので、急遽泊まる場所を探しました。
「別府」は温泉地です。子供の頃は父母に連れられて幾度も行きましたが、半世紀も前の話です。主人も「別府」は私と同じくらい行ったことがないと言います。天気予報が雪マーク、電車で行くことにしました。 朝から小雪が舞う中、博多駅から乗車です。
電車が進化して地方色溢れる作りになっていることは新聞などで知ってはいました。でも実際に見る駅に出入りする中距離列車の姿は、予想以上にかっこいい。ワクワクします。鉄道ファンが増えているのを理解できました。
「ソニック」号に乗って小旅行の始まりです。福岡を東に向かいます。我が家は福岡の西にあるので私の生活圏は東ではIKEAがもっとも東です。その先北九州まで街が拓けた様子、筑後平野の田んぼを見ながら進みました。外は雪ですが車内は快適です。
「小倉」から電車は南下します。ここで進行方向が変わるので、社内では乗客がシートを回転させます。「玄界灘」を見ながらのコースが四国と九州の間の「豊後水道」へと変わります。海の色、空の色も南へ行くに連れ北九州のそれとは違うことに気づきます。
観光目的ではありません。長く日本を離れていた主人にも温泉で体を休めて欲しいと思います。主人ともども日本の「温泉」20年ぶりでした。向かったのは別府でも有名な大きな大きな観光旅館です。「観光旅館」に泊まるのも初めての経験でした。
ホテルのロビーからの眺め、「別府湾」が雪に曇って見えています。チェックインの時間より早く着きました。「観光旅館」にしてはザワザワした雰囲気が少ないと喜ぶ私です。ギリギリで予約した部屋は14階の山向きの部屋、「湯布岳」が窓から見えています。 雪景色の中「湯けむり」が上がる様子は旅だと感じます。続きは明日。