雨、6度、71%
北海道黒松内で作られた「ブルーチーズ」をいただきました。初めて日本産の「ブルーチーズ」を食べます。国産のチーズは流通量が少ないせいでしょうか、お値段が高いと感じます。お味もサラリとくどくなく日本人の好みに作られた「チーズ」です。「ブルーチーズ」はインパクトのあるチーズ、いただいてその場で開けて一切れ食べました。
切る時にチーズが重いと感じます。切り口つまりチーズの中には「青黴」が見られません。パクリ。「ブルーチーズ」独特のピリッとするカビの味はなく、ミルキーな重さを感じます。??それにあの独特な匂いがない。きっと作られてまだ若い「ブルーチーズ」です。小さな説明書がついていました。 「熟成を楽しんでください。そして好みの時期でお召し上がりください。」面白い趣向です。じっくりと寝かせて食べる牛肉や魚が流行っています。こうした「カビチーズ」も熟成を家で楽しむ、面白いな。
いただいて10日ほど過ぎました。毎日開けて様子を見ます。「青黴」がチーズ内まで伸びては来ませんが表面の「青黴」は色を増しました。濃い青です。チーズ自体も黄色味を帯びて来ました。「青黴」のピリッと感はまだ希薄です。熟成進行中。
説明書には味の変化、見た目の変化が詳しく書かれています。ただ残念なのが香りについて何一つ書かれていません。最初に開けた時、「カビチーズ」独特の臭みを感じませんでした。この臭さも「カビチーズ」の美味しさの一つです。日が経つにつれ「カビチーズ」らしい匂いが立ち始めています。「臭い」と言ってしまうには勿体無い、五感に訴える匂いです。
賞味期限が長く設定されています。ドロっと重くなるまで置くか、その一歩手前で食べようか。こう悩むのもこの「くろまつないブルーチーズ」の楽しみです。開けて確かめる度、匂い、カビの進行具合、チーズの色、カビの色の変化を見ます。熟成中のチーズ、どこまで美味しくなるのか、まだ待とう!
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