曇、5度、56%
バターを折り込んで作るパイ菓子や「クロワッサン」は冬の寒い時にしか作りません。この1週間ほど気温がグッと下がりました。一月六日の「公現祭」には「ガレットデロア」を焼くことができました。気をよくした私は「クロワッサン」を仕込みました。
「バター」を大量に使う「クロワッサン」、折り込んでいくうちに気温が高いと手に負えなくなります。「バター」はどこかにセンサーを持ってるのかと思うほど、夏冷房を効かせた台所で作業していても緩くなります。幾度も作業中断で「パイ地」を冷蔵庫に入れなくてはなりません。ここ数日の気温、冷蔵庫で寝かせる時間も短縮できます。それでも2日かかりの工程です。楽に生地を仕込んで、さあ、最後の「成形」「発酵」の段になってハッと!気温が低いのは生地作りには適しているのですが、パイ菓子作りとは違い「発酵」を伴う「クロワッサン」はこの「発酵」時間が問題になりました。お店のように「発酵機」など持ちません。十分に発酵させるのに6時間もかかりました。やれやれ。
家に充満するバターの香り、手に取ると焼く前とは違い随分軽く、大きくなった「クロワッサン」をガブリ。
生地を伸ばして残った端は「カヌレ型」に入れて一緒に焼きます。 そして夜のワインのお供です。
朝起きても「クロワッサン」があると思うだけで、気分上上。 温め直して朝ごはんです。
この冬、もう一度くらいは「クロワッサン」作れるかな?パイ生地のお菓子、「クロワッサン」は私の冬の楽しみです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます