晴、28度、75%
福岡は六月ごろから八月までが「穴子」の旬です。一番出回る時は近くのマーケットでも売っています。今の時期もう姿を見ません。売られているのは甘辛く味付けされたパック入りの「穴子」です。デパートの地下の私が信頼するお魚屋さんに生の「穴子」を見つけました。5匹で千二百円ほど。嬉しいお値段です。早速、「穴子の天ぷら」にしました。
穴子を切ってあげてもいいのですが、一匹姿のままを天ぷらにしました。ガブリとかぶりつきたいからです。冷蔵庫に残っていた「生麩」も一緒に揚げました。「穴子の天ぷら」この夏はお鮨屋さんで2度ほど注文しました。いつも切られた「穴子」です。「穴子」はあげるとくるりと丸くなります。一匹丸のまま真っ直ぐに揚げるにはコツがあります。皮目から油に入れます。それでも尻尾の方が巻きました。一匹丸のまま、なかなか食べ応えのある「穴子の天ぷら」です。旬も終わりです。少し身が薄く感じます。それでもまだ脂が乗った福岡の「穴子」です。
「生麩」は梅の形の赤い色付きの使い残しです。面白い食感の天ぷらになりました。「かまぼこ」を天ぷらにするとこんな歯触りかもしれません。ちょっと物足りないお味です。お塩をぱらり。「生麩」独特の旨味が出てきました。
素焼きの穴子にひと掃きのタレ、「穴子の握り」の美味しさが最近わかってきました。それでも「穴子の天ぷら」が一番好き。今年食べ収めの「穴子の天ぷら」です。
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