雨、19℃、73%
今年の富士はいまだに雪をいただいていないと昨日のニュースが伝えていました。130年の観測で初めてのことだそうです。それほど気温上昇が進んでいます。葉の色づきも遅い、この時期実をつけるものたちも歩みが遅く思います。 暖かな冬は嬉しいけれど、順調に季節の進みを望みます。
家の中が暗く感じられる季節になりました。 少しでも明るい色をと思い思い切ってこのテーブルクロス。鳥が赤い実を啄む絵柄です。色は赤、青、白のみ、はっきりした色使いは部屋にメリハリをくれます。
モモのカレンダーは「ネズミちゃん」を抱え込むモモです。最後の最後までこの「ネズミちゃん」と遊びました。「ネズミちゃん」今も私の枕の下にいます。7歳ごろのモモです。
床の間には久しぶりに大観の「竹林」を掛けました。大きなお軸です。水墨画の持つ静謐さが秋の空間に流れました。
コーヒーテーブルには白洲正子の「花」を置きました。白洲正子の本は母のもの私のものと数あります。これは母の本です。流派を卓越した白洲正子の花の世界が収められています。
今年も後ふた月、そう思うと気忙しく思います。この気持ち自分の人生にも当てはまるなぁと、慌てることないよと言い聞かせて、日々を静かに送ります。やりたいこともやり残すこともあって当然。午後から警報級の大雨との予報です。気を引き締めてついたちのスタートです。