チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

つるとはな。ミニ?

2024年10月15日 | 

晴、24度、87%

 パンデミックを境にたくさんの雑誌が廃刊しました。この「つるとはな」もその頃書店から姿を消しました。7年ぶりの刊行です。もともと定期出版ではなかったかと思います。

 雑誌「クウネル」の初代編集著「岡戸絹枝」さんと「芸術新潮」「考える人」の前編集長「松家仁之」さんが作った雑誌です。岡戸さんの編集長時代の「クウネル」松家さんが編集長時代の「芸術新潮」は今の「クウネル」「芸術新潮」とは趣が違いました。骨太な雑誌でした。編集長が代わると雑誌そのものの方向性が変わります。編集長を辞められたとき私は大いにがっかりしました。このお二人お歳も私年代です。お二人が創刊した「つるとはな」、楽しみにしていました。確か5巻ほどで休刊されています。

 私は雑誌人間です。ところが最近「ときめく」雑誌に会いません。海外の雑誌は電子版で配信されて来ます。紙の雑誌の方が好きです。本の作り、グラビアの取り方、もちろん内容も.紙の方が作り手の意図がはっきりしています。

 最新号の「つるとはな」は小さく「人生の先輩に聞く」というサブタイトルがついています。私たち年代の馴染み深い方達の今が書かれています。有名な方を初め、お名前も知らない方だけど90歳近くなると歩んできた道の重さを背負っている人たちです。私にとってはこれからの自分の先を照らしてくれます。

 ページをめくりながら以前の「クウネル」を思い出しました。いい雑誌でした。以前の「芸術新潮」も筋の通った記事をたくさん読ませてもらいました。その頃より私も歳をとりました。だからかな?この「つるとはな」少し物足りなさも感じます。雑誌は2時間ぐらいで読み終えます。もらうものが多い時は充実の2時間です。「つるとはな」、扱いがない書店があるそうです。発行数を抑えての出版のようです。Amazonでその日のうちに届けてくれます。


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