チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ワープロ、ファックス、固定電話

2024年10月09日 | 身の回りのもの

晴、19度、78%

 私がスクーリンを見ながらキーボードを打って文字入力を初めてしたのは「ワープロ」でした。かれこれ40年前のことです。現在「ワープロ」は世界中で生産されていないそうです。「ワープロ」に取って代わったのは「パソコン」です。そして今の若者は「ワープロ」という言葉すら知らないと聞きます。

 「チッチチッチ」と独特な音を立てて印刷物を送受信できる「ファックス」も姿を消し始めています。ご家庭に「ファックス」の機械がある方、役所、会社でもまだ使われているものの、「紙」の消費を減らす上で廃止が望まれています。我が家も使用頻度の減った「ファックス」を廃棄したのは7年前でした。

 実は7年前の帰国時、現在の家には「固定電話」を引くのはやめようと考えていました。電話は「スマホ」で用が足せます。帰国後、家電を全て新調しなければなりませんでした。「クレジットカード」を日本のものに新しく申し込みました。その審査の過程で「固定電話」の電話番号が必要でした。銀行にはそれなりの残高があるにもかかわらず、「固定電話」の電話番号が記載ないものは審査を通りませんでした。最近は簡単に手に入る「クレジットカード」もありますが、使用限度額は低いのかと思われます。そこで、「スマホ」を日本バージョンに買い替える時一緒に「固定電話」を申し込みました。これですんなり「クレジットカード」が発行されました。家の「固定電話」から私は一度も外線に電話をしたことがありません。「固定電話」番号を書いた書類を持つ会社からの電話を受けることがありますが、「携帯ナンバーにかけるようにしてください。」と頼みます。ですからこの数年、「固定電話」は受信すらしていません。

 「固定電話」に取って代わったのは「スマホ」です。今や日本人口の倍以上の「スマホ」が使用されているそうです。一人二台の時代です。「ファックス」に取って代わったのも「スマホ」のメッセージ機能です。「ワープロ」は「「パソコン」「スマホ」がその仕事を担っています。

 たった40年の間に身の回りの機械が様変わりしています。今私が向かっている「パソコン」もそのうち姿を消すと思います。時間に流され、消えていく物たち、時折懐かしく思い出します。


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