曇、13度、90%
昨年暮れでしたか、バルミューダから新しく売り出されたコーヒーメーカー「The Brew」を店頭で見ました。ペーパードリップタイプのコーヒーメーカーです。スリム、コンパクト、スタイリッシュ、バルミューダの他の家電同様の印象です。即座に欲しいと思いました。所謂、一目惚れです。
ずっとハンドドリップでコーヒーを入れて来ました。 ケメックス、カリタの真鍮のドリッパー、この二つも好きで好きで買い求めたものです。カウンタートップに出しておいてもそれとなく雰囲気のあるものがいいと思います。
バルミューダのコーヒーメーカー、値段を聞いて驚き!6万円弱のお値段、お安いエスプレッソマシーンが買えます。この値段なのにミルは付いていません。オープンなペーパードリップ機能だけです。考える値段に諦めました。
3月になると年度末だからでしょうか、毎年クレジットカードのポイントのお知らせを受け取ります。ポイントの数字を見るのはこのお知らせの時のみというズボラさです。今回のポイントの数字を見て「これを使おう」と即座に思い浮かんだのはバルミューダのコーヒーメーカーでした。値段の半分はポイントでカバーします。それでもコーヒーメーカーにしては高い、そこでお誕生日だからと言い訳をつけました。
そんな訳でやっと手に入れたバルミューダのコーヒーメーカーです。3通りの入れ方が出来ます。ストレート、ストロング、アイス。スイッチを入れるとオレンジ色の明かりが灯ります。 スタートさせると時計の振り子のような音が「チクタック」と鳴ります。お湯の注ぎ口は小さくいくつもの筋で注入される様子を目で見ることができます。 入れ終わると灯りが点灯、やさしいブザー音で知らせてくれます。オープンタイプですのでこの時コーヒーの香りが部屋を満たします。
このコーヒーメーカーは五感を楽しませてくれます。見た目の良さ、灯りの色、湯の注入の様子の視覚、時計の音、湯を注入する音の聴覚、コーヒーの香りの嗅覚、コーヒーをカップに注ぎ手にした時の触覚、そして最後に口に運んだ時の味覚。
このブログは動画挿入ができません。動画だともっとリアルにお伝えできるのですが残念です。さてお味はというと、コーヒー豆は以前と同じものですがドリップ下手な私よりまろやかな味のコーヒーをこの数日味わっています。
台所の電化製品は小難しく考える必要のない消耗品だと思っています。でも使い勝手、見た目は大切です。消耗品だと思いつつ、手持ちの台所家電は40年以上使うもの、香港から持ち帰り変圧器を使う物ですら10年以上使っています。見た目と機能、耐久性は比例しているのかもしれません。今朝も美味しいコーヒーから始りました。
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