時計草
曇、25度、78%
まだ寒い頃種を蒔いた「時計草」、7月ごろに一つ花をつけました。種を頼んだ所の方は「今年は咲きませんよ。来年の春ですよ。」と言われたのに20センチぐらいの小さな苗に大きな花が咲きました。そして2日目にはポロリと首から落ちていました。
暑さの中、発芽した6つの苗はぐんぐん大きく蔓を伸ばしました。「時計草」の種はミックスだったのか葉っぱの形が3種類あります。「時計草」は種類の多い植物だそうです。「パッションフラワー」とも言われるように、あの「パッションフルーツ」がなる品種もあります。
フェンスの裏表に蔓を伸ばしますから、時々庭側に蔓を引っ張ってやることがあります。昨日の朝、一つ大きな花を見つけました。下の道側に咲いているので、道からは見上げなくては見えません。庭からもフェンスで見えません。蕾が付いていたのも気付きませんでした。はっきりした花でよく見ると奇妙に見えます。
3本の雄しべがぐっと前面出ています。 この雄しべが時計の針のように見えるので「時計草」と呼ばれるのだとか。「パッションフルーツ」の花なので甘い蜜を出すのでしょう、蟻が集っていました。5センチ前後の花です。
昼前に見に行くと花は閉じていました。6本の蔓をよく観察すると、この同じ蔓にもう一つ、別の蔓に一つ、蕾を発見しました。蕾は葉が開く前とそっくりなのでそれとは気付きにくい「時計草」です。今咲いている「時計草」は一番一般的な花、赤や黄色の花もあるようです。別の蔓は葉の形が違うので、違う花がつくと思います。
宿根草ですが、元々暑い地方の植物ですから冬越えが心配です。「この花から種が取れるかしら?」種蒔きが好きなので花を見ると種採りを考えてしまいます。
花が少なくなるこの時期、思いがけない庭からの贈り物です。
パッションフルーツの花、初めて見ました。
最初見た時、お花にカマキリか何かがいるのかと思いました(笑)
繁殖力旺盛な植物だそうです。